紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

汽車にのってヨーロッパ旅行・その15

2005-07-24 08:42:50 | 8・山と旅の思い出
■スイス・マッターホルンの麓の町

マントンで四日間過ごした後は、また列車にのっての長旅。
スイスのマッターホルンの麓、ツエルマットを目ざした。
その日は、朝から夕方まで、いろいろな列車にのり続けた。

 

ようやく到着したツエルマットでは、いかにもスイスの山小屋風のホテルに泊まることになった。その旅では初めて、全員で泊まれる2ベッドルーム、台所もついている家族用の部屋だった。

ツエルマットでは、魔の山マッターホルンを見ながら、ハイキングをした。

 
 

姉は山歩くのは苦手なので、長いコースになると別行動。
私が子どもたち4人を連れていった。
途中、氷河の上で遊んだり、きれいな空気を思い切り吸いながら、歩いた。

私は写真でしか見たことがないマッターホルンを間近に見て、感動したが、子どもたちが一番喜んだのは、羊と触れあえたこと。



かなり重装備の男性に出会ったら、ガイドさんについて、マッターホルンに登ってきたという。わりと年配の人だったので、私でも登れるのかなあ、と思った。帰ってから調べたら、一般ルートなら、ガイドさんにつけば登れるようである。くすの木山の会の人が、その後夫婦で登りにいっていた。

帰りはホテルの人が、駅まで、電動自動車で送ってくれた。この街では、空気を汚さないように、ガソリンを使わない車が走っていた。

最後の日はジュネーブに一泊。
翌日、アイルランドから始まった、長いヨーロッパの旅を終え、日本に帰ってきた。




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