King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

一週間と一年雨の中でしたこと

2021年03月13日 23時33分39秒 | 珈琲

一回目の緊急事態宣言が出て昨年の今頃はバスケットの試合も練習もなくなり

外出もするな飲み会もするな、学校は閉鎖と次々に人生の楽しみを封じられて

息詰まるような感じにさいなまれていたのでした。

 

まさかそれが一年たっても同じだなんて誰が想像したでしょう。とはいえ今日から

二回目の緊急事態宣言で中止になっていた土曜日の練習は再開となりました。

それで一週間前に色々と計画し、気になっていたBS放送の受信不調をただそうと計画して

いました。というのは引っ越してきてからBSの電波が弱いのは感じていて録画しておくと

モザイクだらけの画面になっていたりしました。それがネット環境の整備や色々とこの一年で

変化があり、我が家も光ケーブルとなり、パソコンで見ていたアマゾンビデオもいつのまにか

テレビで見れるようになり、それが普通に感じてきたこの頃、モザイクの録画画面もそろそろ

ストレスなく見られるようにしようと思ったのです。

 

熊木の家のBSアンテナを移植すればそれは改善すると思っていたので、土曜で雨でお客様来ないだろうと

朝から取り掛かりました。苦労して外して持ってきて付けたものの前よりひどい状況になってしまい

アンテナ調整は素人には無理だと思いだしたころ、どうにか映るようになりましたが、今のテレビには

映らないチャンネルが発生してしまいました。結局、前より状況が悪くなりアンテナが原因でないのが

解りました。

 

この一週間一年にわたり生活環境が変わり、より良いように少しずつ充実させる努力の結果、大画面で

ビデオが見られるようになり、それが当たり前になるとさらにもっと当たり前にちゃんとBSストレスなく

見れる変更をとやったことが何か足元から崩れていくような感覚に襲われこの一週間の努力と一年の変化を

ずっと考えてみるのでした。

 

一年前は楽しみにしていた音楽会や展覧会にスキーと次々に中止や自粛にひっかかり楽しみが奪われるようなどんどんと

窮地にはまっていく様子とそれとは反対に気が付く珈琲のある生活のありがたみと対比のように日々の喜びは

変わらずありそれに気が付くことの喜びと幸福感が強くなることに生きるとはそういうことだとさえ思うのでした。

 

そして、夜体育館に行くとバスケットを楽しむ人が普通に集まって練習をしているということにまた一年を重ねて

見るのでした。コロナ時代とか生活様式が変わったとかいいますが、本当にそうでしょうか。

 

例えば震災で10年たち現地から中継している番組が増えましたが、結局みられるのはがれきが片付ききれに

なったものの人の戻らない空疎な町が映るだけです。原発事故の福島第一原発もデブリ取り出しがまた延びたと

いう報告や廃炉に向けた工程表とか見せられますが、まずまだ増え続ける汚染水を減らさずになぜ更地に

なった未来のことなど語れるのか不思議な思いに駆られます。タンクに収まらない汚染水は海洋放出か地面に

放流するかないのに更なる汚染に現地の人の理解や協力は得られるはずもなく、それでもまだ原発をつづけて

核燃料リサイクルもあきらめずプルトニウムもため続けるという無理と無駄のことに予算はつぎ込まれ政治家の

嘘も極まっていくのです。

 

そんな状況ながら当店は昨年来より安くても味のいい豆の入荷がつづき、珈琲のある生活がよりレベルアップして

いると毎日感じる状況です。昨年のモジアナの快進撃も記憶に新しいのに今のグアテマラのバカマラとか飲んだことのない味のザンビアとか珈琲通の人ならずとも虜にしてしまうそんな豆たちをそろえられたことに感謝するのでした。

 

コメント
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