先日契約終了したwi-fiの端末を返却しましたが、この一連の流れは
この一年の年月を思い起こす事と重なりなんともあっけないというか
一年など過ぎてみればこんなものという感じの事件でした。
引越しをしてまず考えたのはネット環境の維持で、これはどんな環境を
選ぶにしても電話回線やら光回線やらの工事が伴い、物理的準備と事務手続きと
それ等の整合性でまた日にちがかかるものです。しかし、日々の継続と同じで
もはやそれは日常生活や仕事と密接なものとして空白を作るわけにはいかず、
携帯型のwi-fiを契約したのです。
プロバイダーというのは最近あまり気にされないし存在自体あまり認知されない
物となりましたが、これはかつては各地域にある地元の企業でネットにつながる回線は
管理され接続されていました。秩父では秩父インターネットと熊谷インターネットが
ありそのどちらかという感じでしたが、最近は皆大手の会社に接続を任すようになりました。
つまり、大手の回線を選びそれに付属するプロバイダーに接続も任せるという
プロバイダー契約自体目立たない存在になり、人々の意識にも上らないものと
なったのです。
本来なら回線と接続業者と選んで契約ですが、大手は携帯電話の契約とリンク
させたりやたらとセットで割引とか一年間定額とかキャッシュバックとか割引に
より契約者を引きつけるのです。ただ、これも契約の縛りがあり二年契約して
割引が実現したり、抱き合わせのものを契約しないといけなかったりとなかなか制約も
拘束も強いものです。
それ等諸々で大手有利であり、もともと地元の小さい企業のものだった接続業社も
どんどん目立たない存在になりサービスも縮小し今や忘れ去られた存在となって
います。問題なのはその契約を解約して移行する時です。各種制約や拘束条件で
なかなか契約を移しづらいようにされているわけですが、今回のように引越しと
なると物理的に契約変更を余儀なくされ電話会社の工事やプロバイダーの契約変更と
重なるわけで移行してなるべく費用の少ないものでなおかつこの際割引サービスを
一番受けられる契約をという欲も発生します。
とりあえずネット環境の維持として考えたWi-Fiは携帯型のもので7Gで
2500円ほどで一年契約というものでした。大体調べたら制限が7G以下
3000円以下か5000円程度で無制限かという二通りに分かれていました。
私が使う場合なら月5Gもいらないので一番安いとこで契約しました。
まあこれはネット上で知れるものからの判断で当時はそれ以上にやるとしたら
現状の携帯電話の契約とリンクして安いものを使うぐらいでした。
大概調べてみるとライトユーザー向けの7G程度と使い放題に分かれている
のですが、固定の回線を各家庭につなぐよりこのWi-Fiはどこでも使えて
有利な感じです。またスマホのデータも負担を軽くしてくれます。というわけで
熊木のISDNの回線を契約終了して、まずこの携帯型Wi-Fiを契約したのです。
そして使ってみると最初はその手軽さにびっくりして手続きの簡単さもすぐに
新しい端末がネット契約して次の日には届く手軽さも快適に感じました。
しかし、それも数日でそもそもバッテリーの持ちは端末を一日つけておくと
直ぐに機械が発熱して持ちも悪い事が解りました。さらに便利さからスマホで
撮った写真をクラウドに送信したりしているとあっというまに7Gという容量
は消費してしまい、あとはストレスを感じるほどの遅い速度になるのでした。
さらにスイッチを入れて直ぐにネットにつながるのは数日ほどであとはまったく
つながらないという状況になりサポートに電話することになりました。すると
無線だからつながったりつながらなかったりするといわれさらに契約変更する
なら違約金がかかるといわれ、それを肩代わりする業者もいるという説明をされました。
よく聞くとそのサポートの電話はその会社とだけ契約でなくいろいろな会社の
代理を兼ねており、だから他の会社の乗り換えの情報もそろっているのでした。
取りあえず様子を見ると一旦切ると端末の電源を何度か再起動するとつながることも
発見してそのまま途中解約せず使うことにしました。でもあまりに不安定なので
固定の回線も検討して今まで一番遅いタイプのISDNでしたがそれが月3800円程度で
光回線だと5000円程度とあまり違わないことを知りあえてまた時代遅れのISDNを
引き直すと電話会社の工事とプロバイダーの工事と契約とまた手間なのでスマホ会社の
回線にして工事費無料で契約しました。それでも工事が三月と期末で混んでいてまた
遅れるというごたごたは受け入れるしかなかったのです。まあその間つながりに不安のある
不安定な状況でネットもあまり触れずという期間ができてしまったりしてより安定して
いつもつながりもっと安くて便利なシステムはないのかと色々と考えたりしました。
色々と契約の縛りが生じたり、キャッシュバックなども現金でなくポイント還元とか
数字だけでは見えないものも含んでいて事態を複雑にしています。そしてそれは
携帯電話も同じことなのです。政府はこのころから携帯電話を他の先進国並みに安くすると
打ち出していました。しかし反応したのは大手三社以外の新規参入や格安スマホの会社ばかり
でネット環境は厄介なものという認識が深まります。
そして、一年たちそのWi-Fiを先月解約しました。もともと一年解約月で契約解除料無料で
解約できるというので一月解約のつもりでした。ところが電話をしようと契約書を見ると
なんと20日締め切りで以降は翌月扱いということですでに20日は過ぎており二月20日に電話しても同じと解り
二月解約になったのです。そして電話すると思ったより簡単につながり簡単におわりとなり
ました。端末はメールに送り先を送るので着払いで返送するようにということでした。
それで昨日メールを確認して返送したのですが、よくみると返送先は千葉の山の方で
辺鄙なところです。電話番号もなくこんなのでいいのかという感じです。それにメールには
返却は任意となっており何を面倒がっていたのかという感じでした。任意といわれても持っていても
意味がないし、郵便局から着払いのゆうパックにて送りました。電話番号がないので
こんなのもし着かなかったらこちらの負担で引き取れいわれるんじゃあないかとか不安も
感じつつこの一連のサービスは個人規模のネットだけで構築した小さいサービスなんじゃないかと
考えました。窓口の電話は委託サービスだし端末は中国ファーウェイで一昔前の感じのデザインであり
店舗はなしで返却したのも千葉の山奥の辺鄙なところで個人名は全く出てこないのです。
今や外出自粛で全く外でインターネットもつなぐこともなくスマホもポケモンgoを春からやらなくなり
三國志覇道は情報量を食わないので通信料を気にすることもなくなりました。つまりもはや新規の
Wi-Fiは必要ないのです。その上またネット回線のキャンペーンが各種始まり通信速度と料金の話題をよく
耳にするようになっています。さらにやっと大手三社の携帯電話会社も新料金プランを出してきて
一年たちこれらの環境見直しは新たな局面を迎えています。
さて、珈琲では心配されたイエメンの新豆が入荷したという商社からの連絡もあり、次々と新豆の情報が
入りました。こと、年末期末と商社は抱えた過剰在庫の換金時期であり、ここの所の需要減での現金需要は
強いらしく問屋や商社などの売り込みも激しくなってきています。ここはまた見極めどころを迎えました。
昨年末とずっと安くてよい豆の入荷に成功しているだけにこれからもそれを持続するようにと情報精査して
います。
まずはモカマタリの確保に動きます。
ここに詳しく銘柄を書くと値段に影響するようなのであえて次の豆とかどの国とかは
書きませんが、全体の動きとか世界が注目するタンザニアとかそういうのにはまったく
興味なくもっぱらニカラグアのように実力本位です。
私のように聞きもしないのにニカラグアの大伽藍の話を聞かされてしまうのも
お客様として迷惑かもしれませんが、実際の豆屋としてどんな豆ですかという
質問にどんな答えが返ってくるかスペシャルティを強く標榜している店ほど
その豆の説明が乏しい現実をみると果たして売り手はこの豆を飲んだことがあるのか
さえ思えるのです。
試飲タイムを自粛している以上この説明時間が唯一の交流ですが、珈琲について
語る時間がある幸せを感じるこの頃です。