最近は天候が急に崩れ雨が降ったり雷が鳴ったり雹まで降ってきたりと変化が激しく晴れれば30度近くまで気温は上がり、降ればまた肌寒くなったりします。
おおむね夜のランニングは雨のことが多い感じで、栗の花が咲いたのを昼間見かけますが、これが香ったのは少し前のことで今はそんな感じません。
未だ伝承館のテイカカズラは咲いていて雨の後は清々しい香りがします。
よたよたとゆっくり走るのが定着してしまったのを反省し、最初からランペースになるよう拍車を掛けるよう心がけています。
夜の町を走り色々な変化を感じますが、先日は普段立ち寄らない店を回ったらその変化をみてビックリしてしまいました。
秩父で普段買い物をするというと矢尾やヤオコー、ベルクといった上場したスーパーや古い商店ですが、ほとんどなくなってしまった個人商店や地元のスーパーですが、近所にはやたらと無人販売の野菜売場があったり、小さな酒屋がコンビニ化していたり驚くことばかりです。農産物直売所や道の駅には個人の品が色々あり納豆を作っている人がいたり、手作りの漬け物が並んだりしています。決して安くはなく、例えば団子など一本あたり80円ぐらいで並んでいますが、スーパーでは3本バックがそんな値段です。納豆も一食140円ですが、スーパーでは3食バックが100円で売っています。
そんな直売所ですが、かなり混んでいて賑わっています。
それでさらに驚いたのは最近のお酒売場の変化です。
普通の中心街から離れたような小さな酒屋に数万円のシングルモルトが並んでいたり、国産の知らない酒蔵のウイスキーのシングルモルトなどが売られているのです。
そこに見えるものは何に価値を見いだしているのか見極めが付かないことです。
もとより私は酒を飲まなくなってしまったので確かめようもないのですが、スコッチと言えばピートの香りがするものでしたが、最近はバニラとか。海の香りがするシングルモルトとといったコメントが目につきます。私の中の常識や観念が及ばない世界となっているのです。
味がいいから売れるとか安いから売れるという世界ではなく、もう全く私の理解のらち外な世界になってしまったそんな印象です。
毎日飲む珈琲なので安くて味のいいものをと努力して揃えて来たつもりでしたが世間はそういうものを求めていないのかもしれません。この季節に飲みたい味を追求し提供してきた自負がありましたがなんだか何を揃えていけばいいのかといったところに陥りそうな気もしてきましたが、私にできることは変わらないのでこれからも今のスタイルでいきます。