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芦屋・西宮の近代建築

2009-01-14 | 建築巡り・街歩き【兵庫】



ポートアイランドのIKEAの帰り、帰り道ルート上にある近代建築を3軒回ってもらった。

芦屋市立図書館打出分室は、芦屋市では2か所目、昨年12月に国登録有形文化財に登録されたばかりだそう。
明治中期から後期にかけて建設され、元は大阪の逸身銀行所有の建物だったものを昭和5年松山氏が購入し、現在の場所に移築し、美術品の保管庫として使用されていたといわれている。

外観はイタリア・ルネサンスのパラッツオ風のルスティカ仕上げの花崗岩を積み、縦長で一対になったアーチ窓を持っている。





松山家が美術品の収蔵庫として使用していたころ松涛館と呼ばれ、現在閉じられたままという扉には「松涛」いう文字がデザインされている。
この日は閉館日で入れなかったのだが聞くと、内側にもロマネスク調の木製飾柱等もあるそう。

図書館へは作家・村上春樹が通っていたことでも有名だそうで彼の小説に登場する打出公園もこの建物の裏にある。





昭和3年ルネサンス様式で建てられた多聞ビル
元西宮銀行、八馬汽船本社として使用されていた。






















明治15年に今津小学校の校舎として建築された「六角堂」と呼ばれる西洋風の木造校舎。

案内板によると、敷地内をあちらこちらと動かされながらも115年を越える長い間、今津大空襲、阪神淡路大震災にも崩壊を免れてきた。その間も古くなったから、時代にそぐわないからなど取り壊しの危機があったが地域の人々の存続運動もあり現在に至り、平成10年にやっとこの永住の地に改築されたそう。
一階は展示室として公開されているそうだがこの日は閉ざされてた。





旦那、子どものブーイングを受けながらも、お出かけついでに近代建築を一軒でも二軒でも見れるのは有難い~

コメント (3)
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