あちこちのマジョリカタイルスポットを案内して頂き、嘉義の町へ戻ってきた。
ここでまたミニタイルスポットへ。
玄関扉を挟んで両脇に左右対称に貼られたマジョリカタイル。
中心の模様は郊外で3番目に訪れた邸宅でも見た模様。
ギザギザした輪郭線が面白いなあ。
そしてこの付近にはこんないい味わいの建物も残されている。
1階はいろんな商店が入っているよう。
2階は下見板貼りになっていて、凝った窓の桟や丸窓を塗り込めたような跡や菱形の窓など
装飾性豊かな建物。
その中でも、いかにもな味わいを醸してる漢方屋さんへ、
連れてきてもらった。
さるのこしかけがチラ見えするカウンター、古びたショーケース、薬箪笥・・時が止まったようなこの空間。
たまらんなあ。
徐さんはさすが、私たちの萌えポイントを心得てるなあ。
薬箪笥には漢方が入れられているのだろうか。
このカウンターにみんなで入って、漢方屋のおじさんと共に記念撮影させて頂けた。
店先では囲碁をする近所のおっちゃんたちの姿が。
のどかだなあ。
台湾のガイド本のようなものに載っていたので、名物的なお店なんだろうか。
そしてこの後は博物館へ帰り着き、徐さんのツアーはお開きに。
朝から夕方まで、ほんとにいろんなマジョリカタイルスポットに連れて行ってもらったなあ。
翌日は仕事がある徐さんは、またこれから自宅まで2時間かけて帰られるという。
ろくにお礼も言えず、もっとタイルのこといろいろ話したかったはずなのだが、なかなか言葉に
できないもどかしさもあり、お別れの時間に。
しかし、私たちは多くを語り合ったわけじゃないけれど、「タイル好き」という共通点を通じて
国を越え?心が通じ合ったような気がしたのだった。(私だけ?!)
まさに「タイルは国境を越える」?!
徐さん、本当にありがとうございました!!
次会える時まではもっと英語を話せるようになっておきます;