旧京都大学高槻農場の建物が、リノベーションされ、レストランなどに
活用されていると知って、見学がてらランチに行ってきた。
京都大学高槻農場は昭和3年から平成28年までの間、京大の付属農場として
使用されていたそう。
10年以上前に来た時はこのアプローチの両脇がイチョウ並木だった記憶がある。
現在は芝生広場に整備されていた。
昭和5年に建てられた旧本館だった建物は、現在洋食&ビストロ料理が楽しめる「レストランファーマーズクラブ」として活用されている。
ハーフティンバーの外観、2階はアーチ窓が連続して並ぶ。
中は窓や梁以外は、ほぼ改装されているようだった。
2階も見せて頂いた。
階段踊り場。
2階の元大講義室だった部屋は、アーチ窓が並び、明るく、芝生広場が見渡せて気持ちがいい。
こんな個室もあった。
1階に戻ってランチタイム。
週替わりのランチにしてみた。
トマトの冷製スープ。
名前を忘れたけど、メインがホロホロとやわらかい豚肉で、
付け合わせのじゃがいもと共にボリュームがあった。
週替わりランチは1350円。
本館棟には、飲食禁止だけど自由に休憩できる休憩所もあり、
京大農場についての資料館も。
階段周りの足元が石積みで変化が付けられた本館の裏口?
隣の旧別館は昭和6年に建てられた研究室だった建物。
現在は安満遺跡を紹介する展示館になっている。
入口の装飾の入った持ち送り。
玄関脇の縦長の六角形の小窓。
この辺り一帯の安満遺跡に関する展示。
本館の後方にあるのが、昭和6年に建てられた旧農機具庫で、現在は作業室と倉庫として使用されている。
昭和8年に建てられた旧加工室は、当時はジャムやシロップの製造などが行われていたそう。
現在は歴史体験室と多目的スペースとして活用されている。
改装はされているが、こんな風にそれぞれの建物が残されて活用されているのはうれしいなあ。
京大農場だけでなく、周辺一帯が、安満遺跡公園として整備され、広大な芝生広場になって、
いろいろな施設が新たにできて、家族連れでにぎわっていた。
おしゃれなスタバもあって、ドッグランがついたトリミング施設や
デイキャンプができる広場まで・・
季節のいい時期には楽しめそう。
近くに来たので、久々ヴォーリズ建築の大阪医科薬科大学歴史資料館へも見に行った。
土日なので閉まっていたが、
外壁のアクセントに入れられたスクラッチタイル。
歩いていると煙突が見えたので駆け寄ってみると、高槻新温泉という銭湯
があった。
しかし、去年に閉業していたみたい。
ぐるっと一回りして、安満遺跡公園へ戻ってくると
もう汗びっしょり。
暑い中歩かされた旦那が文句を言い始めたので、
コンビニでアイスを買って、撤収した。