
ヒルズハウスセカンドへ宿泊した翌朝、東窯工業見学会準備9時待ち合わせまでの間モーニングと街歩きに出かけた。

東窯工業で見つかったモザイクタイルの貼り板にありそうなデザイン。

ここも通る度につい撮ってしまう、可愛い陶板が入った店先。


「常滑キネマ」のウィンドウのある家。


食堂の玄関周りには玉石タイル。


側面にも大判の渋いタイルが貼られてた。

玄関周りのタイルと穴あきブロックがいい感じの民家。


前日に、東窯工業に出張に来て頂いていたとこなめ陶の森の学芸員さんに
真福寺に最古のクリンカータイルがあるというお話を聞いていたので、立ち寄った。

本堂前に敷かれていたこのタイルかな?!
花模様と唐草模様が合わさったようなちょっと複雑な模様。
明治20年代に試作品として、山下成一により作られたというクリンカータイル。

雨水をを受ける天水桶は常滑ならではの陶器製。

角がアールの窓がポイントになったタイル貼りの民家も。

白いタイルに、濃紺のタイルが素敵な取り合わせ。

ガラスブロックの衝立と赤いタイルが個性的な玄関。

そしてこの日、モーニングに訪れたのは喫茶壺。
朝早くから開いてるようだったのでチェックしていた。
名前のごとく大きな壺が目印。

伊奈製陶から譲り受けたという看板代わりの大壺がすごいインパクト。

入口が2か所あって、こちらが正面玄関?
ワイングラスのような形のウィンドウに、

ここにも壺が飾られている。

店内へ入ると、朝早くから常連のお客さんでいっぱいでにぎわっていた。

こんな天井照明も初めて見た。
丸太に囲まれた照明。


オリジナルで焼き付けてもらったという常滑焼のタイル。

壁付けのバラの花模様が入ったピンク色の照明もかわいい。

そしてモーニングはサンドイッチもついていて、なんと430円。
ちなみに駅前にも壺の支店があって、そちらはサンドイッチは付いておらず400円だったとか。
いずれにしても安い。

お手洗いの壁も渦巻文様が描かれたイナックスのタイルが貼られてた。
お店は昭和47年オープンだそう。
ゆっくりモーニングを食べて、お断りを入れて写真などを撮らせて頂いてる間にも、常連のおじさんたちが入れ替わり立ち代わり入ってこられていて
地域の人たちに愛されてる喫茶店なのだなということがわかった。

喫茶壺から東窯工業へ向かう途中にも天澤院というお寺があり、

その境内にもこのような龍の姿のレリーフのついた天水桶を見た。


ライブミュージアム近くにはやきもの工場をリノベーションした
ハンディクラフトショップがあった。
まだ開店してなかったが。

今回は朝と夕方小一時間ほどの町歩きだったが、いろいろ楽しめた。
以前の常滑の町歩きはこちら↓