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大学時代に見つけたお気に入りのスポット、「河井寛次郎記念館」
今回久しぶりにおとずれることが出来た。
友人と共に西院で借りたレンタサイクルでやってきました~
陶芸家でもあり、民藝運動の一員でもあった河井寛次郎の住宅をそのまま美術館にしたもので寛次郎氏の作品の他当時の生活の空間をそのまま味わうことの出来る素晴らしい場所。
家のあちらこちらに「美」の空間を見出すことができる。
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この家の中心となる囲炉裏のある1階の板の間。
当時は接客の場であると同時に寛次郎の作品や収集物の展示の場でもあったという。
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この囲炉裏の周りに置かれた椅子は餅つきの臼を加工して作られたもの。
なんと驚くことにこの椅子にはキャスター(木製の車輪)が組み込まれているらしい。
座って見るとおしりがすっぽり収まり座り心地抜群!
あらゆる家具、物は見た目の美しさだけでなく、実用性、機能性も追求されているというところがすばらしい~と思う。
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同じく囲炉裏の間にある重厚な家具にテーブル、そして横には軽やかな竹製の棚。
竹の棚は寛次郎がデザインし、台湾の職人に作らせたものだそう。
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この椅子は同じく民藝運動の一員であったバーナードリーチ氏から贈られたもの。
この椅子も座ってみると背もたれも高くてゆったりと座り心地がいい。
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真鍮のストーブも選び抜かれたデザイン、という感じ。
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中庭には丸石が。
これは郷里の知人達により、燈籠寄贈の申し出があったのを丸石にしてもらい、
寛次郎はこれをあちこち動かした後、現在の位置に定めたという。
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この縁側も座ると気持ちいい~~
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寛次郎の陶芸作品
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寛次郎がデザインした真鍮の煙管
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住居の一番奥にある登り窯
寛次郎は高温度で還元焼成のできる下から2番目の室をもっぱら使っていたのだそう。
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釉薬の見本陶片
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寛次郎の陶芸作品、木彫、ゆかりの品々が美しくディスプレイされている。
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1階の囲炉裏の間に続く部屋。
どっしりとした分厚いテーブルに黒田辰秋作の飾り棚。
生けられた生花が清々しい~
私たちが見学している間にも次々と花が生けられ、あちこちに飾られていたのが印象的だった。
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たまたま新聞に載っていた写真が額に入れて飾られている。
著名なデザイナーや著名な画家の絵でもない。
これは電車の連結器の写真だが、この写真にはなんとも言えない味わいがあり、その形は彫刻的で面白い。
寛次郎は普段目にしながら見過ごしてしまいそうな物の美を発見していった。
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吹き抜けの二階から囲炉裏の間を見下ろす。
この吹き抜けの中央には滑車が取り付けられており、2階への物の搬入に使われていたそう。
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書斎のスペースには大臼だったものがテーブルにされている。
久しぶりに寛次郎の世界をゆったりと味わえ、楽しむことができました~
一緒に行った友人も満足してくれたようでよかった・・
詳しくは旅行記のブログにて↓
http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10181108/
その時となんら変わってない、感じですね~。
ほんとに何気ない民家の中にあるんですが、
一歩中へ踏み込むとそこは別世界!って感じで・・
学生時代から何度か通ってますがとても好きなところです。