一つ用事を済ませた後は、もうひとつの用事、京都イワサキへ釉薬を買いに向かった。
途中、商店街のモザイクタイルの色どりがかわいい八百屋さんが開いてた。
通った時、いつも閉まっていたので、この日は、中の柱のモザイクタイルも見えてうれしくなった。
大きくて、真っ赤なトマトが美味しそうだったのでひとつ購入。
お店の人に、モザイクタイルがかわいいですね!と、声を掛けると、今まで気づいてなかった、と言われ、喜んで頂けた。
こちらの理容院跡の型押しタイルも好き。
こちらも廃店舗のようだけど、腰壁はタイル貼り、佇まいもすばらしい。
3階建ての会社事務所?一階は、型押しタイル貼り。
薄ピンク色の柱も可愛い。
郵便受けと共に。
通りがかりの脇道で発見。
スクラッチタイルに包まれた建物に、1階の腰壁に貼られた美しいタイル。
まるで「星雲」のような?!
もやが掛かったような釉薬の動き、、
美しい〜。
お昼を回っていたので、通りがかりの力餅食堂にて、力餅うどんを食す。
そして京都イワサキへ。
タイル貼りのビル。
店内にもタイルが。
釉薬はいつもはネットで買ってるのだけど、
前の前の陶芸教室で使っていた飴釉がやっぱりいいなと、、たしかここの釉薬だと聞いていたので。
ここまで来たので、京都陶磁器会館へ立ち寄り、以前池田泰佑先生に教えて頂いた、床に貼られた先生の集成モザイクタイル作品を拝む。
辰砂釉の美しい色合いの陶片が目に飛び込んでくる。
更にここまで来たので、久々河井寛次郎記念館へも立ち寄った。
河井寛次郎の自邸がそのまま保存され、記念館として公開されている。
いつ来ても変わらない静かで、美しい空間が広がっている。
看板猫ちゃんが置物のように空間に同化してた。
花瓶に手を突っ込んで、手についた水を舐める仕草も可愛かった〜
この家の中で、最も愛らしくて好きなのは、この木彫りのこま犬。
河井寛次郎が家を新築時に、古い家具の柱を使って自ら彫り出したもの。
河井寛次郎が家を新築時に、古い家具の柱を使って自ら彫り出したもの。
中がくり抜かれて、干し柿や飴を入れて愛用していたという。
河井寛次郎の審美眼によって蒐集された家具に囲まれた空間は、隅々まで美が宿っている。その心地よい空間に身を委ねる。
臼を椅子に仕立てたものは、脚にはキャスターが付いていて移動も可。
見た目の美しさだけでなく、機能性や座り心地も良い家具たち。
バーナード・リーチから贈られたという装飾の入った長い背もたれが特徴的な椅子も年季が入って良い味わい。
館内には、あちこちに素敵な椅子があるのだけど、その展示物でもある椅子に、自由に腰掛けて良いのもうれしい。
しばらく、この椅子に腰掛けて休息。
両脇に造り付けの棚のあるタイル貼りの洗面台も好きなコーナー。
花の形が可愛い帯留。
初期の頃の作品。
蓋は革製?のようで、違う素材ながら雰囲気がぴったり。
こちらも蓋物。
デザインも織部の発色もきれいだな。
元々工房として使われていた部屋は、展示室に。
釉薬のテストピースも並ぶ。
以前訪問時の詳細レポ→☆
この後、bargaudiへ