目黒総合庁舎から横浜へやって来た時にはもう3時半すぎていた。
まずはインスタで見て、モザイクタイルの壁画がすごい!と、うなった横浜市役所へ
ぜひこの目で見たいとやって来た。
横浜市役所は横浜開港100年記念事業のひとつとして、昭和34年に村野藤吾設計により建てられた。
鉄筋コンクリート2階建ての建物は、外観はコンクリートの柱に壁面はタイル貼りに。
エントランスを入ると、タイルを使ったレリーフが壁面を覆う。
レリーフは彫刻家、辻晋堂氏の作品だそう。
タイルは泰山タイルが使われているという。
近寄ると、とてもダイナミックな凹凸が見られる。
床を見ると、まるで木製のような色合いの茶系のタイルがヘリンボーン状に貼られている。
渋いなあ。
エントランスを突き進むと、市民ホールが目の前に開ける。
二層吹き抜けの大空間に、壁面いっぱいにレリーフが彩る。
幅50m×高さ7mのタイルを使った巨大なレリーフは圧巻!!
無機質なコンクリートの柱との対比もおもしろい。
レリーフの作品名は「海・波・船」
天井につく照明はドレープのように波打つ
やはり波をイメージしてるのかなあ
エレベーターホールの壁面に貼られた藍色のこのタイルもきれいだなあ。
このタイルは海をイメージ?!
一枚一枚表情の違うタイルたち
レリーフはホールだけでなく、2階にも
現代アートもこの空間にぴったりマッチ。
ホールには幅の広いゆったりとした階段がつく。
段差もゆるやか。
ヘリンボーン状タイルと壁の藍色タイルのコラボ
市庁舎を見学した後は、コーヒーの大学院、ルミエール・ド・パリへやって来た。
ここにはお花のモザイク画があるとうかがってた。
喫煙席を通り、奥の禁煙席へ案内されると、
ちょうど目の前にこのモザイク画のある席が空いてたので、そこへ陣取る。
モザイクを眺めながらの至福のティータイム。
それにしても独特の内装の喫茶店・・
モザイク画はこの奥の席にも2カ所あった。
この壁面はクロスかな?と触ってみたら、タイルだった。
座った席の足元を見ると、こんなタイルが。
銅製のカップに入って出てきたアイスコーヒー。
入口近くの壁は石のモザイク。
ひと休みした後は、建築巡りも最終コーナーへ突入。