
チェコの続き・・
ブルノから帰って来てから、まだ日が暮れるまで時間があるので、
そのままプラハの街歩きへ。
まずは、カレル橋を目指し、橋を渡って、マラーストラナの辺りを歩いてみることに。

プラハでは特に、細工が凝ってる門や扉をよく見かけ、
それらを探して歩くだけでも、楽しくて仕方がなかった。

キュビズム建築らしき建物発見。

ファサードが、緩やかに弧を描いてる?

エントランス上部には、労働者風の4人の人の彫像があり、

その下の柱が大胆にキュビズム的なラインを描いてる。
扉の装飾も興味深い。

一面に金具装飾が入る扉。

閉じた扉のラインにもレースのような細やかなレリーフが入る。

キュビズム的な看板と扉。

扉の彫り物とアイアンワークが華麗な扉。

ドアノブの金物も細やかなデザインが施されている。

傘を広げたような文様が入った扉。

近くに色違いもあった。

いくつか同じパターンを見つける。

テニスに何か縁のある家なのか?テニスラケットが彫り込まれた扉。

リアルに味わい深い顔が貼り付いた建物。

こちらの建物の扉の上部に二つ付いていた。

扉の前にテーブルセットのある家。

二匹のクマが見守る扉。


花型の鋲がたくさん打たれた扉。

なんと可愛いドアノブなのか・・


細やかな金具はため息もの・・
ドアノブの方は魚を模したもので、ノッカーには、小さな顔がついている。

扉に菱形のレリーフ文様は度々見かけた。
ドアノブは、開いた花と葉が絡みあうようなデザイン。


そして、カレル橋に差し掛かった。

橋上は、多くの観光客でにぎわう。
20数年前に訪れた時には、このカレル橋では、大道芸人たちが、橋の上のあちこちで音楽を奏でていて、それらを囲んで人の輪ができてたのだけど・・今回は旧市街広場同様、全くおらず、ちょっと寂しかった。

ヴルタヴァ川河畔の眺め。

500m以上あるカレル橋の橋の欄干には15体の聖人像が並ぶ。

橋の袂にある家は、窓辺を花々で美しく装飾していた。

橋を渡り、マラーストラナ地区を目指し、歩く。

アーケードのついた歩道に並ぶレストラン。

通りがかりにお店を覗いていくと、どのお店も内装など、雰囲気がいい。

壁画やシャンデリアなど、改装されているかもしれないが、いい感じ。

扉全体にレリーフが施された扉。

アーケードにつく照明もアイアンの様々なデザインのものが下がっている。




こんなキュビズム的な照明もぶら下がっていた。

これは、オブジェかな?
大小の鉄柱?



こちらの扉もまた面白い。

木彫で顔が彫り込まれ、アーチ部分にも赤い顔が見える。
こういうのは、何だろう?魔除け?!

ネルドヴァ通りへやって来た。
お土産屋さんや、各国の大使館などが並ぶ通り。

建物に潜む顔。


メドゥーサの顔が扉上にあったり、

装飾と一体となった独特な顔が並ぶ窓辺。


ルーマニア大使館。


イタリア大使館。

菱形の装飾金具が美しいイタリア大使館の扉。

近寄って見ると、ドアノブが口から水を噴き出してる魚。

そして、ドアノッカーは、顔付。

別の扉にも顔付きのノッカー発見。


ドアノブが、「手」になっているというのも、いくつか見かけた。

レストランと宝飾品店の入った建物。



扉の上には、家毎に様々なエンブレムがついている。

白鳥のレリーフが美しい

土産物店

二つの太陽のあるエンブレム。

花文様が大胆に彫られた扉も。

次々と興味深い装飾が見つかって、まだまだ他にもたくさん、夢中になって採集。
タイルを探していたはずだが、最後にはすっかり、こういう細かい細工に目が行ってしまうようになっていた。
つづく・・