m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

湯之島館探訪&飛騨の旅2012【下呂温泉の町並み】

2012-08-05 | 湯之島館探訪&飛騨の旅2012


宿泊先の湯之島館へ行く前に、下呂の町を散策。
飛騨川のほとりには温泉旅館が立ち並ぶ。
山の中腹にかすかに見えるのが湯之島館。





下呂にはおひる過ぎに着いたので、まずは昼食をとることに。
下呂のB級グルメ、鶏ちゃん(けいちゃん)を食べてみようと
観光協会でグルメマップをもらって近くのお店「松園」へやって来た。
鶏ちゃん定食を皆で頼む。
1200円だったか?小鉢が三つもついてボリュームたっぷり。





陶板で焼かれながら出てきた鶏ちゃんは香ばしい味噌風味。
御飯がすすむ~
控えめにしとかないと旅館の夕飯に差し支えるかも~と言いながら完食・・;





更に「しらさぎ物語」(下呂の銘菓)のアイスバージョンがあったので
好奇心に駆られてそれも食べた。
これも美味しかった~





民宿や小さな旅館が立ち並ぶ温泉街を歩く。

















下呂温泉のマンホールは白鷺。
白鷺が源泉のありかを知らせたという伝説から。
下呂=ゲロと、かわいいカエルの仕切弁も。





大正15年から続いているという「白鷺の湯」
洋風建築だけど、建物は新しい?!





「温泉博物館」へも入ってみた。
さまざまな温泉に関する展示が興味深い。





驚いたのはこの温泉スケールといわれる湯の花などの温泉成分がパイプの中で固まったもの。
パイプの中で、速いものだと数週間でこんな風に固まってしまうのだとか。





温泉の成分を使った工芸品もあったり、温泉が作り出す鉱物なんかも興味深かった。
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湯之島館探訪&飛騨の旅2012【湯之島館探訪⑥春慶荘他】

2012-08-03 | 湯之島館探訪&飛騨の旅2012


湯之島館の和館にも特徴のある特別室がいくつかあって、見学をお願いすると案内していただくことができた。
この奥の茅葺屋根の建物は「春慶荘」





客室の梁、柱、襖まで飛騨の伝統工芸である春慶塗で統一された部屋。





司馬遼太郎の「街道をゆく」でも紹介された部屋だそう。





驚いたのはこの部屋に付く内湯。
まず部屋からお風呂へと続く専用の長い廊下を行くとあった脱衣所はなんと床の間付き。
もちろん脱衣所も春慶塗が施されている。





そしてこれまた素敵だったのはお風呂。
檜造りの湯船の周りに張り巡らされたタイル。
これが今まで見たことのないような味わいのもので、ぷにょさんと共に思わず唸ってしまった・・





亀甲型のタイルの表面にはクロコダイル調?の型押し模様が入ってる~





床のタイルも渋い!
天井は朱塗りのドーム状になっていたのだけど、これらのタイルが映えてとっても素敵なお風呂だった。





こちらは七重八重の間。
16畳の本間に15畳の控えの間がつく広々としたお部屋。
昭和天皇・皇后両陛下も泊まられたとか。





湯之島館の中でも最も見晴らしがよい場所に建てられた部屋だそう。





う~ん、絶景。。





「雲井の間」の床柱にはこんなかわいいリスがくっついていたり、





蝉が彫り込んであったり・・大工さんの遊び心がうかがえる。





こちらは皆が立ち入れる展望台。
網代天井が美しい。





展望台からの見晴らし。


湯之島館では思う存分建物探訪して、貴重なお部屋も見学させていただき、充実のひと時を過ごせた。












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湯之島館探訪&飛騨の旅2012【湯之島館探訪⑤本館】

2012-08-02 | 湯之島館探訪&飛騨の旅2012


今回の旅では湯之島館の登録有形文化財の本館に泊まる、というのが目的だったのだけど、
ぷにょさんが行き帰りのJR切符付きのお得な格安ツアーを見つけてきてくれたので
なんとか私たち(私?)でも安心して宿泊することができたのだった。
登録有形文化財となっているのはこの風格のある入母屋造りの玄関と渡り廊下、そして本館。









玄関ロビーはほぼ建築当時と同じままだそう。









宿泊した本館棟の廊下。





こちらはお部屋。
3人には広いくらいのゆったりした造り。





朝、カーテンを開けると緑の杉木立が目に入り、清々しい~気分に。





夕食はお部屋食で超豪華!
建物見学だけでも十分満足していた私たちなのに、こんな贅沢していいのか~!?
と、ちょっと戸惑ってしまったが;
有り難~く頂くことに。





一品一品手が込んでそうな料理の数々。
数は多いのだけど、少量ずつなので最後まで美味しく食べれた。





飛騨牛のしゃぶしゃぶも。





珍しかったのは三種類の葉に包まれた焼き?寿司。
火であぶって温めてから食べる。





最後のデザートもうれしい~
黒蜜ゼリー、美味しかった。





こちらは朝食。
御飯がすすむおかずが盛りだくさんで朝から軽く3杯食べてしまった;


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湯之島館探訪&飛騨の旅2012【湯之島館探訪④山の足湯&読書室】

2012-08-01 | 湯之島館探訪&飛騨の旅2012


湯之島館の中で、ああいいなぁ~と思った場所の一つ、「山の足湯」。
もともとは噴水だったそうだけど、従業員が手造りしたという温泉が湧き出る足湯になっている。









緑の木々、斜面に建つ湯之島館の複雑な建物を眺めながらゆったり浸かる足湯は至福。。
と言っても、私が浸かったのは朝食後のほんのわずかな時間だったのだけど・・
こういうとこでゆったり過ごすのも贅沢でいいなあ。





足湯から眺める洋館部分の外観。









内部はこんな廊下に。





ガラスに模様が入った丸窓。





足湯のテラスからは階段状に重なるこんな複雑な屋根の景色も見られた。









館内にはあちらこちらに素敵なアールデコ照明も。









こちらの照明付きの階段を上がって行くと・・





読書室だったという部屋。
現在は会議室として利用されているそう。





その読書室には大谷石でできたマントルピースがどっしりと。





幾何学模様のステンドグラスも。





会議室を取り囲む腰壁。





会議室の奥にはガラスに囲まれたサンルームが。

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