m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

徳島日帰り旅【三河家住宅その二(一階)】

2015-10-18 | 徳島日帰り旅


三河家住宅その二は邸宅の一階部分へ潜入。
こちらは食堂。
鷲の紋章の入った暖炉は中はラジエーター式になっているそう。






暖炉のグリルの装飾も華やか





漆喰の彫刻が入った天井とシャンデリア





こちらは隣の書斎のシャンデリア
換気グリルも兼ねた天井飾りになってる





こちらの書斎には当初からの壁紙が一部残されていた。





ラジエーター式の暖房





カーテンレールの飾り





玄関から入って正面の扉の向こうには廊下があり、建築当初は化粧室、便所、浴室だった部屋が並んでる。





元化粧室だった部屋はこちらの邸宅が産婦人科の病院を兼ねていた時代の会計薬室という札がかかってた。





扉の四隅に入れられたステンドグラス。





そしてお隣の浴室には、
これはたしかタイル博物誌に載ってたタイルのモザイク画だ!
滝をイメージしたものかな?デザインは和風っぽい。
シャワーの口が取りつけられている。





このモザイク画は泰山タイルが使われてるとのこと。
泰山タイルでこんなモザイク画は初めて見たかも。





周りの壁面や床面、天井のタイルは伊奈製陶製だそう。





浴室の天井はアーチ状に





浴槽のある部分も天井はアーチになっていた。





浴室のガラス窓にはこんなかわいい模様も入れられてた。





玄関ホールのモザイクタイルも絨毯のように縁取りがされていてとてもきれい。





一階からもうタイルパラダイスで密かに興奮しっぱなし!

次は一階を皆でじっくり見学した後は二階、そして三階へ。



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徳島日帰り旅【三河家住宅その一(外観、玄関)】

2015-10-17 | 徳島日帰り旅


東京から毎月関西の建築講座に来られてるSさんが徳島の三河家住宅の見学を申し込まれ、
その見学会があるとのことでお誘い頂き、先日訪れてきた。
三河家住宅は以前、日本タイル博物誌という本で初めて目にしてから自分の中ではとても興味深い建築として記憶の中に残っていた。
個人邸なので内部まで見れることはないんだろうなあと思っていたが、2007年に国重要文化財に指定され、
その後徳島市所有のものとなり現在活用方法を検討中ということで、この度特別に見学させて頂けることになったのだそう。





ちょうど少し前に建築講座の先生のツアーで先に行かれたひろ009さんに、三河邸はとにかく凄くてこれ一軒だけでも
徳島まで見に来る価値があるとも伺っていたのでワクワク!
邸宅の横にはごつごつした岩山のようなものがそびえ立っていて、遠目から見ても何かただものではない異様な雰囲気が漂ってる。





門の前では徳島市教育委員会の方が迎えてくださった。
門柱から塀にかけてアールデコな装飾がほどこされている。





三河家住宅は昭和3年建築。
ドイツへ留学経験のある産婦人科医の施主、三河義行とドイツ帰りの建築家木内豊次郎により設計された鉄筋コンクリート造りの
三階建ての住宅。





基本はドイツ風だそうだが、ヨーロッパ滞在中に見たさまざまな建築物に影響を受け、
ゴシックあり、バロックあり、アールデコ、アールヌーヴォーなどさまざまな様式が入り混じった不思議なデザインになっているという。





大胆な曲線を描くバルコニーはアールヌーヴォー?それともバロック風?





入り口の扉
アーチの上部にはステンドグラスが入れられ、その外側には格子も入れられてる。





ステンドグラスを内側から見たところ。





玄関ポーチの照明





市松模様の玄関タイルは正方形ではなくてひし形だ





弧を描く玄関扉
こちらの上部にも真ん中、両脇にステンドグラスが入れられている。





扉の弧に沿ってステンドグラスも丸みを帯びてる





玄関ホールの照明もとても凝ったものだった。





三階のバルコニーからモザイクタイルが敷き詰められた二階のバルコニーを見下ろす。





建物の脇には不思議な岩山風の小屋。
当初は物置きで外用のトイレも入っていたのだそう。
バルコニーがガウディ風ならこの岩山はモンセラットをイメージ?!





二階のベランダから三階を見上げる。





三階の広々としたバルコニー





三階のバルコニーから見上げると、三角屋根の先には
ヨーロッパではよく見かける頬杖ついた怪人の彫刻、ガーゴイルが乗っかってる。





そのガーゴイルの後ろの塔にも後ほど登らせていただけた。
塔の上は5人くらいでいっぱいなスペース。
三階建てが珍しかった当時では屋根より更に高い塔がそびえ立つこの洋館はさぞ目立っていたんだろうな。





庭にもコンクリート造りのライオンやゾウなどの石像がゴロゴロしていて、
この「考える人」の石像も面白いなあと。


内部編へ続く・・








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ふるさと納税でトロイカのチーズケーキ

2015-10-14 | 食・グルメ


今年初めてふるさと納税をやってみることになり、いくつか申し込んでみた。
先日まず届いたお礼の品が岩手県北上市のトロイカのチーズケーキ。
1万円を寄付して6号サイズ18cmのホールケーキが届いた。
ケーキの箱を持つとずっしりと重量感が伝わってくる~
切り口を撮り忘れてしまったけど
中は白く濃厚でクリーミーなチーズがぎっしり。
今まで食べたチーズケーキの中でも自分的に一、二を争うくらいの美味しさ!





このチーズケーキのお店、ケーキ屋さんではなく老舗のロシア料理店というのも気になる。
HP見たらチーズをたっぷり乗せたロールキャベツがメニューに載ってた。
うーん、食べてみたいなあ。

ふるさと納税、引き続きやってくるはずのお礼の品々が楽しみ。。



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長野&山梨の旅2015【津金学校】

2015-10-13 | 長野・山梨の旅2015


この旅、最初に立ち寄ったのは山梨県北杜市にある津金学校。
明治8年に建築された藤村式の擬洋風建築の学校は、現在、資料館、カフェとして使用されている。
隣には大正期、昭和期に建てられた三代の校舎が並んで建っていて、宿泊施設やレストラン、農業体験施設となって
活用されているのだそう。









二階へ上がる急な階段





二階には昭和30年代の教室が復元されている。





なつかしい給食の食器などの展示も。





更に急な階段をあがると3階には太鼓楼





1階には足踏み式リードオルガンの展示も









居心地よさそうなカフェもあって、ゆっくりしたかったけど、
この後の行程があったので今回はパス。





何かを転用したものなのか?不思議な形のテーブル





パンフとチケットがシンプルでおしゃれなデザインだった。





こちらはお隣の大正時代の木造校舎をモデルにした大正館。
農業体験施設となっている。

この隣の昭和館(撮り忘れ)ではレストランやパン工房、宿泊施設などもあり、昔なつかしい給食メニューは
昭和40年代の食器で食べれるのだとか。

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岡本の珈琲館

2015-10-12 | 純喫茶&リノベカフェなど



先日の建築講座は岡本の邸宅料亭「由門」へ訪れた。
昭和10年に建てられた和洋折衷の建築は吹き抜けの階段ホールや暖炉やステンドグラスのある応接間、
サンドブラストの装飾窓やライオンの噴水などなどみどころたくさんの建物を楽しめたが公開禁止のため写真は載せられず。

帰り、メンバーの方が予約してくださった喫茶店、珈琲館へお茶しに立ち寄った。
途中道が分からなくなってお店の方が自転車で迎えに来て下さり無事到着・・





店内は重厚な木にに囲まれた素敵な喫茶店だった。
厚みが10cm以上ある木のテーブルに三つに分かれて着席





この手描きのメニュープレートもいいなあ





私はお店の方がおすすめと言われたココアを注文。
濃厚なココア、美味しかった~





テレビドラマのロケでも使われたこともあるそうで、雰囲気も良く落ち着いた居心地のいい喫茶店だった。

なんと私はこの日に岡本の雑貨屋さんで買い物した荷物をお店に忘れてしまって、、(帰ってから気づく;)
翌日問い合わせをしたら、翌朝には荷物が届いた。迅速な対応に感謝です!!

コメント (3)
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長野&山梨の旅2015【甲府の近代建築&B級グルメ】

2015-10-12 | 長野・山梨の旅2015


甲府の近代建築巡りはJR南甲府駅から。
昭和3年建築、控えめなアールデコ風装飾が見られる。





大正15年建築の甲府法人会館は旧甲府商工会議所。





建物の裏へ回ると葡萄の模様のステンドグラスなど数か所ステンドグラスが入れられた窓が見えた。
平日だと要予約で見学できるみたい。  





お昼時になったので、甲府の名物ほうとう他を食べようと奥藤本店へやって来た。
皆それぞれ一品づつ頼み、名物のほうとうや鶏もつ煮、馬刺しなどはシェアすることに。
煮干しのダシ、かぼちゃを入れるのがポイントのようで





粉がついたままの幅広の麺をそのまま入れ、かぼちゃがに崩れてどろどろした感じになるのが正解なよう。
煮込んでも麺は歯ごたえが感じられて美味しかった!





こちらは鶏もつ煮。
奥藤本店は甲府鶏もつ煮の元祖のお店だそう。





そして私は甲府のB級グルメ、ソースかつ丼にした。
ご飯の上に千切りキャベツ、そしてとんかつが斜めに盛り付けられて蓋からはみ出る状態で出てきた。
ボリュームいっぱいで美味しかった!





腹ごなしも済んで、再び建築巡りに繰り出す。
奥藤本店の並びにある山梨県議会議事堂。





同じ敷地内に県議会議事堂とよく似た建物、昭和5年建築の山梨県庁舎旧本館、現在山梨県庁舎別館がある。
こちらは展示室として公開されていて、内部を見学することができた。





大理石に囲まれた玄関ホール





トップライトが明るい階段ホール





正庁や旧知事室なども見学することができた。





県庁からしばらく歩いて、甲府カトリック教会へ。
大正14年建築の教会。





教会は開放されていたので聖堂内も拝見。





天井の装飾





明治8年に建築された旧睦沢学校校舎は現在は移築復元され、藤村記念館に。
擬洋風の和洋折衷式建築で、山梨県令だった藤村紫朗が奨励したことから藤村式建築と呼ばれている。





明治42年建築の歩兵第四十九連隊の食糧庫として使用されていた山梨大学赤レンガ館。



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ザ・ファーム ユニバーサル ハロウィンバージョン

2015-10-08 | 季節の花・自然


ザ・ファームユニバーサルに植え替えの植物を買いに久々やって来た。
来るたびにお店のレイアウトなどがちょこちょこ変わってて新鮮・・
今日の店内はすっかりハロウィン仕様に。





大小さまざまな形のかぼちゃがかわいい~





三輪車のオブジェもかわいい、これもいちおう売り物。









雑貨もいろいろと目新しいものが





植物園の熱帯コーナーみたい・・





そして今日は少し前にオープンしたカフェにも行ってみようと思ってた。









テラス席ならワンコもOK





店内も植物に囲まれた空間。
天井の骸骨のオブジェはハロウィン仕様かな・・





11時オープンで、少し過ぎて入ったのに、ピザはもう30分待ちとかで
パスタにしたのだけど、ちょっと物足りなかったなぁ。


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長野&山梨の旅2015【甲府の近代建築・旧上九一色郵便局】

2015-10-07 | 長野・山梨の旅2015


険しい山道を分け入りはるばるやって来た旧上九一色郵便局。
建物が見つかった時は思わず「かわいい~」とうなってしまった。
明治45年に建てられた郵便局は当時では珍しい瓦葺きの二階建て、下見板張りの洋館。









玄関の破風や軒下飾りにも〒マークがずらりと入ってる!





玄関周りが凝っててほんとにかわいい。





屋根の上の鬼瓦にも〒マーク















上九一色村は現在は甲府市に編入されてその地名は残ってないが、マンホールは以前のままで
村の木ヒメコマツと、村の鳥コノハズクがデザインされてる。





オウムの村だったとは思えないようなのどかな景色が広がる。





ロケーションも素敵な旧上九一色郵便局だった。
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長野&山梨の旅2015【甲府の純喫茶・六曜館】

2015-10-05 | 長野・山梨の旅2015


甲府を事前に調べていて、中でも最も興味を抱いていた純喫茶六曜館。
ひととおり建築巡りを終えてやってきた。





ツタの絡まる外観はなんともいえず怪しい雰囲気。
喫茶店と旅館が同じ建物内にあって、別の店舗で骨董店も経営されているとか。





店内はレトロでいい雰囲気。





ステンドグラスもいくつかあって、









アンティークのランプのコレクションも素敵だなあ









どのランプもかわいくて、もし一つだけもらえるとしたらどれもらおうかなあ?と考えると迷いに迷ってしまうくらい;





お冷が入ってきたガラスのコップがまた昭和レトロでかわいかった!
全部ガラスの模様が違う・・









照明の傘のデザインも素敵だなあ。





カウンター前の照明はシャンデリアのようにいくつかのランプが組み合わせられてた。










同じ建物内には萬集閣という旅館もされていて、
喫茶がこれほど素敵なら旅館もさぞ・・と、ちょっと見学させてもらえないだろうか?
と伺ってみると、掃除中ですがよければどうぞ、と上がらせて頂けた。









階段の手すりや





照明も洋風





二階の階段の壁にはステンドグラスも





客室の扉は和風で、お部屋の中も畳敷きの普通の旅館のお部屋という感じ。





廊下にあったこの家具は元は石炭を入れていたものだそう。
取っ手を引っ張ると扇状に扉が開く。
今はゴミ箱として使われてるそう。





掃除中のお忙しいところ、見せていただけて感謝!
もし又甲府に来ることがあれば、ぜひ泊ってみたいなあ。








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エイジングリキッド

2015-10-04 | クラフト&木工


昔から家にある和風の小引き出し二つ。
これをアンティーク風な洋風の引き出しにリメイクしてみようかと。





まずは和風感をかもしている取っ手を全部はずし、水性ペイントでそれぞれペイント。
アイボリーとスモーキーグリーンに。
100均のアンティーク風な取っ手を買ってきて取りつけ、






これにエイジングリキッドという古びた感じに見える塗料をハケの先で少しずつ塗ると・・・





アンティーク風な引き出しが完成!





エイジングリキッド、面白いなあ。
又いろいろ試してみよう~



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