m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

珈琲イデヤ

2021-11-15 | 純喫茶&リノベカフェなど

ひと月ほど前に行った京都で、阪急大宮駅近くにある前から気になってた喫茶店へ入ることができた。
珈琲イデヤ。


窓の格子が魅力的。


扉を開けて中へ入ると、
喫茶室へつながる入口はモールガラスが入れられ、木彫が施されている。


喫茶室との間の壁には型板ガラスの明かり採りの窓。
こちらも木枠に木彫が。





中央の席は、テーブルと椅子の配置が絶妙。
この写真じゃ分かりにくいけど





一段上がったところにも2席あって、孔雀の羽のようなデザインのグリル仕切りが可愛いかった。





たまごサンドイッチのセットを。
ふわふわのパン、美味しかった。
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オーガニックカフェ・リジョイス&赤いタイルのビル他

2021-11-14 | 建築巡り・街歩き【大阪】

個展に来てくれた超久しぶりの友人とランチすることになり、
岡町の古民家のオーガニックカフェ・リジョイスへ、自転車で向かった。
友人は家の近くなのに知らなかったというくらい、分かりにくい場所にある
まさに隠れ家的なカフェだった。


入口の扉はキラキラ模様のこんな型板ガラスが入ってる。


懐かしい雰囲気のするお家にお邪魔するように、靴を脱いで玄関を上がる。



こちらの建具などは、部屋の仕切りに使われていたものを
付け替え再利用したそう。


お部屋の真ん中には大きなテーブルが一つあり、


二つの押し入れの襖を外して、元押し入れのスペースに二つのテーブル席が用意されていた。



欄間の細工は以前に住まわれてた方が、新たに入れられたとかで、
元の欄間は奥にしまわれているという。
ステンドグラスの扉はお店オープン時にとりつけられたそう。


ランチはベジタリアンのプチコース。
前菜に、


メインと副菜、これにパンとお味噌汁、果物がついていた。
これに人気のヘルシードリンクだというチコリコーヒーをプラスした。
この日会った友人はバドクラブ時代にダブルスのペアでもあり、
高校時代のテニス部の先輩でもあったので、
懐かしい話がいろいろ出てきた。


待ち合わせ前に、商店街を少し歩いた時に見つけた手作りの木彫りのお店。
木彫りをされたご本人の方がお店をされていた。


どの額もデザインが好みで、タイルを入れるのにちょうどよさそう~
と思ったけど、手作りの為ちょっと手が出ない価格で断念。


ひときわ目を引いたこの鏡の入った額は、祖父の作品だそうで、
非売品とのこと。
見とれてしまう力強さがあった。




こんなデザインもいいなあ。



こういうの見てると自分でも彫りたくなってくるけど・・
さすがにここまで手を出せないなあ。


ガラスが上にのせられたミニトレイも素敵だった。



結局、この少しお手頃価格になってた一輪差し的なものを購入した。
ドライフラワーなど差しても可愛いかも。


商店街の中で気になった喫茶店エーワン。
今調べたらどうも閉業してるよう。


赤いタイルが張り巡らされたビル。


きれいな赤色。。


床は対照的な黄色。


優雅な螺旋階段があったり、


ハチの巣状の照明入り看板があったり、魅力的なビルだった。

岡町駅周辺、いろいろと見どころがありそうなので、またゆっくり歩いてみたい。


帰り道見かけた廃店舗の泡状面格子。
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木津川アート2021その二

2021-11-10 | 建築巡り・街歩き【京都】
木津川アートの続き。
泉川温泉にやってきた。
こちらは築100年ほどの元旅館で、現在は予約制の料理屋となっている。
泉川温泉の手前は激坂で、自転車押して歩くのも困難なくらい;
なんとか到着。


玄関を入ると、キラキラした型板ガラスの向こうは待合室のようなスペース。


ゆらゆらしたラインが縦に横に通った魅力的な型板ガラス。


待合の天井は格天井に。


玄関入って左手に入っていた型板ガラスは目玉焼きをデザインしたとしか思えないような模様。


お手洗い前にあった障子はカモメが飛び交うような細工がされていた。


そしてお手洗いは要チェックと聞いていたので、アートを見る前に・・
男女兼用になっているお手洗い。誰もいないのを確認して中へ入ると、
そこはモザイクタイル尽くし。


手洗いのシンクは多種類のタイルが貼られていて豪華。


縁には玉石タイル、シンクの中は格子状に貼られたモザイクタイル、


床面には玉石タイルの中に格子状に貼られたタイルも



シンクにも使われていた、かすれたような模様が縦に走るタイルが床からの立ち上がりに貼られている。


個室の床面はピンクの格子状に貼られたタイル。


タイルを見て一息ついて、広間の方でアートを鑑賞。
さすがに激坂を上ってきただけあって、窓の外は見晴らしがいい。





いい日差しが入る廊下。


廊下に並ぶ個室は一段高くなった格天井に、松の襖絵が豪華。


格天井の段差部分には自然の節穴を透かし彫り風に使った装飾。
泉川温泉、普通に建物見学を楽しめた。


道端で目つきの悪い猫に遭遇。


次は中西邸へ。
20年ほどの間、使われていなかったお家だそうだが、そんな風に見えないきれいなお宅。
こちらのアートは障子全体に細かい穴がぽつぽつ開けられている。


この穴は、ひとつひとつ線香で開けたものだそう。
大小の穴が障子の模様になって、その穴から外からの光が差し込んで、
幻想的。


書院の組子細工も細かい。


床の間にはこちらもカラフルな色合いのベースの上に同じく線香で穴を開けた和紙が重ねられ、穴を通してカラフルな色が浮かび上がってる。


最後のチェックポイント、寺子屋やぎやへ。
この日はいいお天気で気持ちのいいサイクリング日和。
やぎやまでは結構な上り坂で、息切れ・・


やぎやというだけあって、本物のヤギがいた。



青空に背の高い柿の木が映える


こちらは寺子屋として、貸しスペースやさまざまなイベントで使われているという建物。


展示は広間に置かれた多くのお膳と写真。




凝った建具なども残されていた。


装飾が美しい蓄音機。


別棟も展示スペースになっていた。


この藤製の椅子も可愛い。


いい色に錆びた扉。



倉庫の中にも映像と組み合わせたアート作品が。


これは糸菊模様の型板ガラス。


こちらで大体一通り回れたので、スタンプラリーの景品、缶バッジをもらい、帰途へ。

アートを鑑賞しつつ古民家も見学できるという楽しいイベント、満喫できた。





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木津川アート2021その一

2021-11-09 | 建築巡り・街歩き【京都】

お天気のいい週末の一日、木津川アートなるものに、初めて訪れてきた。
針穴写真家の大場さんも出展されているというので、そちらも楽しみに。


休日は、遅めだとレンタサイクルがなくなるとのことで、
大場さん推奨の時間9時40分には加茂駅に着き、シャトルバスに乗り込んだ。
着いた先では、街中には売店がほぼないとのことで、総合案内所で弁当を
ゲット。



レンタサイクルで、展示会場を見て回った。回った中からいくつかをピックアップ。
こちらは畳店が会場に。
畳店の大きな倉庫の壁面が絵画とマッチして素敵な空間になっていた。


畳店の前は縄工場だったそうで、その当時はこの倉庫には藁が倉庫いっぱいに入っていたとか。
一度火事で焼け、現在の倉庫は昭和に入ってからの建物だそう。


土壁が剥がれて、中の竹組みがむき出しになった壁。


イグサのござがめちゃ安かった。
欲しいけど、持って帰れないなあ。


土阪邸へやってきた。
玄関を入ったところのこの楓の型板ガラスの入ったコーナーが素敵。
アートも楽しみだけど、普段立ち入れない会場の古民家内部を見れるのもうれしい。



この楓の型板ガラスは、会場のあちらこちらで結構見かけた。


この型板ガラスはなんだろう?
一瞬トンボかと思ったが違うなあ。


和室が展示会場に。


タイル貼りのおくどさんもあった。


庭の苔はふかふか。


そして髭邸へやってきた。
こちらでは針穴写真家の大場さんとお昼に落ち合い、
作品や小物の解説なども聞けた。


お菓子などの缶を使って作ったというピンホールカメラ。



それぞれのカメラで撮った写真は微妙に違うようで、それぞれに雰囲気があっていいなあ。


写真だけでなく、古道具を使ったディスプレイも素敵。
薄い引き出しは、タイルの額用に欲しいくらい・・







同じく髭邸の屋根裏の空間にも展示がされていて、


墨流し風の独特なアートだなと思っていたら、パンストを
使って表現されているようだった。





パンストと、言われなければわからないような素敵な作品だった。



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教室作品展~カフェGULI GULI~逸翁美術館~スパローハウス

2021-11-07 | 美術館・ギャラリー他

昨日は午前中、陶芸教室の作品展の在廊日で訪れてきた。
他の方の作品を拝見すると、やはり自分の制作のヒントになるものがいろいろあり、新たにやってみたいと思ったことを2,3メモった。


今年の自分の展示作品は、タイルチェスト。
幅をうっかりミスってしまって外枠を作り直した為に、予定してた場所に入らなくなってしまったもの。
チェストは2つ並べて使うつもりで作ったが、かさばるのでひとつだけ展示させて頂いた。
先生が『メトロリスボン』の本を一緒に置いてくださってたので、
興味を持って下さったお客さんに説明してるうちに、有難くも買って下さるということにも。


お昼過ぎには、先日個展で作品を買ってくれた
中学校時代の友人に作品をお渡しするのに、カフェ&ギャラリーGULIGULIで待ち合わせ。



10年ほど?前、オープンしたての頃に来たことがあったけど、
造園設計業者がカフェをされているだけあって、お庭が
更にいい感じになってるようだった。



グリーンと、色づく木々


大きな庭石や積み上げられた石の塀など、
石が効果的に使われている。


店内へ。


苔ビューの席で、苔を愛でながらランチタイム。
積もる話もいろいろと。

前菜


メインのポークはボリュームたっぷりだった。


ランチ後、今週日曜まで、池田文化ラリーの為、入場無料になっていた逸翁美術館へ。
ちょうど観たいなと思ってた「鈴木華邨展」に一緒に行くことに。
動物がどれもこれも愛らしい~
リアルで繊細。花などの植物との組み合わせが最高に美しく、目の保養ができた。



美術館の後はスパローハウスでお茶。
土台がメレンゲのこのモンブランがすごく美味しかった!


帰ったら私のタイル作品を買ってくれた友人が早速壁に掛けたと写真を送ってくれた。
「brown flower」と題した茶系の布目タイルで花の周りを囲った作品が
友人自作のブリザーブドフラワーのグリーンといい感じに調和していてうれしかった。
ありがとう〜〜
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初個展「タイルの彩」展終了御礼

2021-11-03 | 個展他

昨日、須田画廊さんでの初個展「タイルの彩」展が無事終了しました。
ご来場下さった、友人たちやSNSを見て来てくださった方々、
本当にありがとうございました。
去年の今頃は自分が個展をするとは全く予定になかったのですが、
周りの方々の温かいご支援のおかげでこうして無事開催でき、終えることができて感無量です。
たくさんの初対面の方々ともお話することができましたが、タイルに興味があるという共通項から人見知りの自分でも楽しくお話できました。
波があり、たまたまお客様が重なってしまった時には失礼もあったかと思いますがお許しください。
最終日は一時、一人ひとりに応対仕切れず、初対面同士の全員で一緒に話すという場面もありましたが、それも楽しかったです。

又、当初は自分の作品に値段をつけるということに抵抗があり、果たして購入する人はいるのだろうか?と思っていたのですが、
作品を気に入って下さった多くの方に、ご自身のお好みの一枚を、大事にしますと、お持ち帰り頂けた時にはとてもうれしかったです。(多くは後日受け渡しにさせてもらいましたが)
お家に飾ったという写真を拝見すると、作品が自分の手元を離れ、それぞれのお宅の中で生かされているという、今までにない喜びも体験できました。
いくつかの作品が旅立ち、家の中が軽くなったので、またまた創作意欲もわいてきそうです。

5日間お世話になり、初めての個展で至らない所、いろいろとサポートしてくださった須田画廊さん、
急遽、搬入、搬出をお願いすることになり、快く引き受けてくださったTさん、陶芸教室でいつもお世話になってる先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。
友人をはじめ、多くのお客さまの温かい応援の気持ちを感じることができた初個展でした。

又、来年も同じ時期(10/28~11/1(予定)に須田画廊さんでさせて頂くということに決まりましたので、今後共よろしくお願いします。
































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