夢の話です。
『寒い季節に、花が二つに折れた形状・・“>”・・“つ” から、つばな というのです。
これは西洋では、大変良いこととして珍重されるというのだそうです。 昔、ある時、事故で野ざらしに逢った時、
この “つばな” がヒトの大事な血管を覆う役割をして一命を取り留めたという逸話から、この花は良いことであるという
扱いを受けてきたのです。 英語で○○?という。 日本では、特段そのような意味合いは全くないばかりか、
どちらかといえば、花が折れていない方が良い・・くらいな感じでいましたが、習慣の違いで事の受け取り方に大きな差が
あるものだと思いました。』
ここまでが夢で、はっきりとこの流れが分かっていて、目覚めてすぐにメモっておきました。
なぜ、このような全く関係のない、しかも他愛ない夢を見るのか理解できないでいます。
先のスーパームーンを見るために、早起きしたことから、このところ、ちょくちょく早朝に目が覚めています。
とくに仕事や用事があるわけでもないので、いつでも眠ることができるという安心感も手伝って、そんな状況にあります。
それで、昨日も、早く目が覚めましたが、上述した内容が夢に出て来たのです。
こんなこと、どこかで見たことも、読んだこともありませんが、なぜに夢で見たのでしょうか?
先日、テレビで30年前の日航機墜落事故の番組を見たせいかもしれません。
ちょうどこの日、1985年8月12日は、月曜日でしたが、休暇を取っていたのか、私は金沢の宿舎にいて、
早めの夕飯を食べている時に、この事故のニュースに遭遇したのでした。 食事を済ませて、もっぱらこのニュースに
かじりついていたのを記憶しています。 今回のテレビでは、事実を基に映像(ドラマ仕立て)化していて、その間の
機内の状況を再現し、墜落までの約30分、コックピット内の模様や客室内の壮絶なシーンと解説が流れていました。
生存者がわずかに4名とのことでしたが、この事故でよくも生存できたものと改めてその奇跡を思わざるを得ないのでした。
520名の死亡者の中には、仕事で何度か打ち合わせをした、某メーカの技術部長もおられました。
この事故の印象が強かったのと、わずかの奇跡的な生存・・そんなことが、この夢の引き金になったのかもしれません。
夢というのは、実に勝手なものだと日頃からわかっていますが、こんな取るに足りない、どちらかというと捨て置くはずの
“折れた花” が、命をつなぐことがある・・自然の働きには人知の及ばないことがある・・そんなことが言いたかったのかもしれません。
ネットで、“つばな” を見ますと、“イネ科の多年草、チガヤの花” とありました。
チガヤ/ツバナ
また、“ チガヤ(茅萱)/ツバナ(茅花)とも書き、まだ葉鞘に包まれた若い花穂は「ツバナ」といい、ほのかな甘味が
あるので、昔の子供たちはよく摘んで生で食べたものです。 だから、「チガヤ」というより「ツバナ」と呼んだほうが
わかり易いかもしれません。”
夢に出て来た ツバナ は全く架空のものでした~。