イタリア風ソーセージのことです。
昨日は、久しぶりにランチの会がありました。
練馬区内のいろんなところの散策も込みで、西武池袋線の練馬駅をスタートして、小竹町にある “まちのパーラー” でランチ、
その後大泉学園駅近くの “牧野記念庭園” そして、練馬高野台の “長命寺” まで、移動は車でしたが、
暑いさ中の散策も(忘れるほどではないですが)苦にならない満足した一日でした。
“まちのパーラー” は、小竹向原から5分ほどのところにある、住宅街の真ん中の看板もない外観は普通のお店でした。
乙武洋匡さんが経営するという “まちの保育園” に併設された、その中は、ちょっとおしゃれなお店でした。
昨年、テレビ東京 “孤独のグルメ” で、主人公の 井の頭五郎 がここを訪れ、いくつかのメニューが紹介されていた
とかでご存知の方も多いかもしれませんが、元はパン屋さんのオーナーが、根っからのイタリア好きで始めたとか・・。
まちのパーラー 正面
それで、まちのパーラー でのランチは、タイトルのサルシッチャをはじめ、ローストポークのサンドウイッチ、
ホウレンソウのキッシュ、デザートにキャラメルカプチーノと、ちょっとしゃれてみました。
12時少し前で、既に満席で待っていましたが、私たちの後ろには、5組も並ぶほどの盛況ぶりでした。
サルシッチャ ローストポークのサンドウイッチ
ホウレンソウのキッシュ キャラメルカプチーノ
サルシッチャはイタリア語で直訳すると腸詰めという意味だそうですが、ここでは、自家製ソーセージと説明されていて、
大変ジューシーで美味しさ抜群・・、メインのローストポークサンドも恐らく自家製のローストポークで味よく、
パンはフォカッチャで焼き方も独特、ホウレンソウのキッシュもふんわりとした感触で、しかし、どっしりと舌に馴染んで
くる感じ・・どれも大変おいしくおなか一杯。 最後は、ラテアートも年季が感じられる細かな図柄で楽しめました。
ランチに満足して、目白通りを大泉まで移動。練馬区立牧野記念庭園を訪問しました。
牧野富太郎博士(1862年~1957年)は、土佐の生まれで、世界的に著名な植物学者ですが、大正15年(1926年)から
死去するまで約30年間この地に住んでいました。 その居宅と庭の跡を昭和33年(1958年)に区立庭園としたのです。
牧野翁は、文化勲章受章、名誉都民・名誉区民などに顕彰されています。
殆ど全国をまわり植物の採集とその分類など、日本の植物学の基礎を築いた人なんですね。それほど広くない庭園には、
オレンジ色のキツネのカミソリ、紫色のヤブランなどの花が咲いていました。
牧野記念庭園 牧野翁と命名した “スエコザサ”
練馬高野台方面に戻って、東高野山といわれている長命寺(ちょうめいじ)を訪問しました。
“当寺院は、慶長18年(1613年) に後北条氏の一族である増島重明(北条早雲のひ孫にあたる。のちに出家して
慶算阿闍梨になる)によって弘法大師像を祀る庵を作ったのが始まりといわれている” そうですが、なかなか立派で、
重厚感がある素晴らしいお寺でした。
寛永17年(1640年)に、 奈良・長谷寺の小池坊秀算により十一面観音像が作られ、「長命寺」の称号を得たとありました。
この寺院は、和歌山県の高野山奥の院を模して多くの石仏・石塔が作られているところから、東高野山とも称される
ようになり人々から信仰を得るようになったそうです。 境内の脇には、高野山参拝記念の石碑がいくつも並んでいました。
猛暑日のお昼時、お参りの人の姿はなく、ひたすら蝉しぐれの中を散策するひと時の静寂はまた格別の趣がありました。
長命寺南大門 境内
ランチと散策に満足して、涼しいところで長々とお茶して談笑の内にお別れとなりました。
この日、東京練馬区のスポット気温は、12時で、35℃、湿度66%、15時で、36℃、61%でした。(goo天気より)