ネットサーフしていましたら、大変ユニークな統計処理をして、大体グラフ化して解説しているサイトに出会いました。
ガベージニュースというサイトで、2005年からスタートしているといいますから、もう10年前からですね。
ガベージニュース:http://www.garbagenews.net/archives/241282.html
で、膨大な統計グラフから、今回は、寿命に関する統計、シニアの生活満喫行動など選択させていただいて
ご紹介しました。 小中学、高校生のお小遣いや携帯に関することなど、日を改めてご紹介したいと思います。
ガベージニュースの記事から抜粋の形で構成して若干のコメントを付加しました。
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厚生労働省が2014年7月に、2013年分の簡易生命表の概況を発表した。
それによれば2013年における日本の平均寿命は、男性が80.21歳、女性が86.61歳となり、男性の平均寿命
80歳超えは今回が初めてとなる。
今回、発表されたデータを元に、経年の平均寿命推移など各種グラフに最新値を反映させた。
ここで、「生命表」とは、ある期間において死亡状況・環境が今後変化しないと仮定した時に、「各年齢の者が
1年以内に死亡する確率」や「平均して今後何年生きられるか」という期待値などを、死亡率や平均余命などの指標
(生命関数)によって表したものである。 国勢調査に基づく「完全生命表」に対して 今回発表されたものは、
「簡易生命表」である。
また、世間一般に言われている「平均寿命」とは、その歳に生まれた人が(社会情勢などの変化が無い限り)
何歳まで生きられるかを示したものであり、後述する平均余命とは異なる。
平均寿命の推移 平均寿命の推移2
一番古いデータ、1891年-1898年では男性42.80歳・女性44.30歳で、織田信長による有名な、敦盛の一節「人間五十年」よりも短い。
「平均寿命」の誤解と「平均余命」
「平均寿命」とは「各年における0歳児の平均余命」を指す。 例えば2013年の女性の平均寿命は86.61歳なので、
「2013年に生まれた女性は、社会情勢などの大きな変化が無い限り、平均的に86.61歳まで生きられる」ことを
意味する。「2013年時点で亡くなった女性の平均年齢が86.61歳」では無い。また「2013年時点で86歳の人は、
普通ならばこの一年間に亡くなってしまうだろう」という意味でもない。
サンプルとして2013年時点の、高齢者における平均余命(2013年時点でその歳において、平均的にあと何年
生きられるか)をグラフ化しておく。
平均余命
2013年の時点で80歳の女t性は、今後さらに平均で11年あまり生き続ける試算ができる。くれぐれもお間違え無きように。
あなたは何歳まで生きたいか
に対する調査が2014年6月の2日間に、40歳以上の既婚男女を対象にインターネット経由で行われた。
有効回答数は1200件。男女比は1対1、世代構成比は40代・50代・60代以上で均等割り当て。
何歳まで生きたいか? 何歳まで生きたいか?男女別
最多回答層の80代前半を中心に、70代後半から80代後半で2/3近くを占めている。現時点での日本の
平均寿命は男性が約80歳、女性が約86歳。大よそ平均寿命をカバーしていることになる。
心境的には「平均寿命までは生きたいな」というところなのだろう。90歳以上まで生き長らえたい人も2割近くいる
一方で、70歳を前に人生を全うしても良いと考えている人も7%近くいる。
ちなみに、厚生労働省が毎年実施し結果を発表している国民生活基礎調査の結果をもとに「生活意識の状況」の
変化について状況の精査を行った。
生活意識別世帯数の構成割合年次推移1999~2013 高齢者世帯
グラフが小さくて見難いですが、最左の茶色が“大変苦しい” 次のピンクが“苦しい” 最も多い緑色が“普通”
さらに、その右に ややゆとりがある” と “大変ゆとりがある” がありますが、ごくわずかのようです。
高齢者の収入、支出などに関するグラフもありましたが、殆どの高齢者は、これまでの貯蓄を取り崩して生活している・・となっています。 悲しい限りです。
また、シニアライフで満喫していること
大和ネクスト銀行が2014年12月に発表した「”2014年ランキングで見る”シニアライフに関する調査」結果から。
調査は2014年10月に2日かけて50代から70代の男女に対してインターネット経由で行われたもの。
有効回答数は1000件。男女比・10歳区切りの年齢構成比はほぼ均等割り当て。調査協力会社はネットエイジア。
シニアライフで満喫していること
大よそ旅行、読者、散歩など、世間一般にイメージされている「シニア世代が楽しみそうな行動」が上位を占めている。
まあ、じょうしきてきなところでしょうか。