蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

春のハイキング~さくら~  (bon)

2015-04-17 | 同窓会

 昨日、4月16日は、このところの寒い雨続きのお天気から一転、奇跡のような穏やかな、汗ばむくらいの
好天に恵まれました。

 東期会の春のハイキング(最近は、秋のハイキングはあまりやっていないですが)は、JR高尾から
徒歩10分のところにある 「独立行政法人多摩森林科学園」 内の山道風の遊歩道で楽しみました。
すでに、さくらは関東では終わってしまいましたが、こちらの園内には、総数1300本もの桜が植栽されている
そうで、折しも特別企画として 「みやこの桜を愉しみましょう」 が開催中で、名だたる18種がノミネートされて
いました。
既に、花が終ったのもありましたが、まだまだたくさんの花を楽しむことができました。
京都ゆかりの桜ということで、いくつかその品種を挙げますと、“祇園枝垂れ”、“高台寺”、“御所左近の桜”、
“御所御車返し”など、それらしいさくらのオンパレードでした。

佐野ざくら                     高台寺
   

 

 園内は、ウイークデイにもかかわらず、大勢の人々で賑わっていました。
私たちのグループは、今年新年会でも会っているメンバーですが、アップダウンの道々での語りや、
お昼のおべんとう時の会話も楽しく、若返る思いのひと時でした。 

        お弁当を食べた近くの 白山大手毬
             


 一回り散策して,ほど良い疲れを感じる頃、出口(入口)付近の 「森の科学館」 では、学芸員から 
“さくらについて” を20分ほど説明を受けました。

 サクラは、古く平安時代からその美しさが認められていたとのことですが、江戸時代に入って、いろんな
品種栽培が盛んに行われ、新品種、突然変異の品種などの誕生を経て今日、これらの伝統的サクラを
絶やさないために、接ぎ木手法で、増殖がなされているとのことでした。
良く知られる、“ソメイヨシノ” は、東京染井村の植木職人によるオオシマザクラとエドヒカンサクラの交配種と
されています。 オオシマサクラといえば、桜餅、道明寺の桜の葉っぱでお馴染みですが、桜の中でも
花が大きいなどの特徴があり、これを父(又は母)とする品種はかなり多いように感じました。

 ところで、桜は、“バラ科” の植物ですが、このバラ科には90属、500種に及ぶたくさんの種類の植物が
あるのです。
バラ科には、3つの亜科があり、その内の2つの亜科にたくさん種類があります。 “バラ亜科”には、もちろん
数々のバラがありますが、その中リンゴがあったり、イチゴ属にはイチゴや、ワレモコウ属などがあり、
もうひとつの “サクラ亜科(モモ亜科)” には、サクラ属の他、サクランボ、ウメ、モモ、アンズ、アーモンドなども
あるのです。 また、ヤマブキ属、シモツケ属などもあるといいますから、改めて驚きました。

 花の山を歩いて、お勉強なども出来、満足の内に、駅前にてお茶してお開きとなりました。


  オートスライドをどうぞ~ (約2分) 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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