サクラが終ってしばらく、寒の戻りなど寒い雨天が続いた不順な天候でしたが、4月24日~27日の
畑開きは、全日好天に恵まれ八ヶ岳連峰には、残雪の縞模様がくっきりとアクセントを添え、初夏を
思わせる明るい陽射しの下の作業となりました。、計画通り順調に畝つくり、マルチがけ、ジャガイモ、
さといもの植え付け、エダマメ、野菜類の種蒔きなどすべての作業を完了することが出来ました。
畑開き常連の5人に加えて、大阪からも含めて、今回、豪華7人衆の畑開きで、日中はやや暑い中でしたが、
作業の進捗に達成感と共に心地よい疲労感の中みんな満足した4日間でした。
トラクターで開墾された畑は、きれいに整地され土はフカフカで、歩き難いほど長靴が埋まってしまう
のでした。 そんな中、例年通り、畝間の長さを計り、作物の数量、連作不可位置などを考慮した、畑全面の設計、測量(簡単な長さ)から始まりました。
畑全面の設計
設計が決まると、これに従って、手押し耕運機による畝の決定、施肥、土寄せ・・と、畝つくりを行い、
それにマルチを掛けて完成。 そこに、目指すタネ芋などを植えて行くのです。ジャガイモ400個、
さといも90個などなど単調な作業も、仲間内の楽しい会話に紛れ、リズミカルに進むのでした。
これに先立って、冬越しをした、タマネギ、ニンニク、ラッキョウ、イチゴなどの草引きと整理を
しました。
にんにくの草引き イチゴ
約5か月ぶりの春合宿は、何となく懐かしさも加味され、お天気に恵まれ、山々に囲まれたすがすが
しい空気とともに、楽しい作業となり、お茶タイムはもとより、K邸での食事つくりまで、会話と
笑い声が終ることはありませんでした。 既に後期高齢者の仲間入りした面々は、どこか身体的不調は
あるものの いたって元気で、普段は使わない筋肉などを駆使して疲労を覚えながら、お互い、何か
そこに魅力を感じているのでしょう。
このあたりは、標高1000mの高原地帯なので、今がちょうど桜の満開時期でしたが、農家の庭先などの
黄色いスイセンが、彩り豊かに春を演出し、界隈の雰囲気を和らげ、人々の行動にも浸透してくる
ようでした。
遅い梅の花を通してお茶タイムを望む
完成した黒マルチが、夕日に映える
オートスライド、お待たせしました。(6分少々です。お楽しみください。)