蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

甲子園  (bon)

2015-07-24 | 日々雑感、散策、旅行

 今年も、この時期全国各地で、夏の高校野球予選がたけなわで、球児は勿論、学校、父兄など関係者が
一喜一憂していることでしょう。  わが母校は、今年、1回戦で敗退しました。

 私たちが在校生であった時、地区予選の決勝まで勝ち進みましたが、相手強豪チームに惜しくも敗れ、
地区代表とはなりませんでした。スタンドで“かちわり”を片手に、必死の応援をしたのを覚えています。
私の知る限り、この時が最高成績であったように思います。

 日焼けした選手一人ひとりがこの日のために、連日の猛練習を重ね、地区予選を勝ち進んで、
その勝者のみが、晴れの甲子園出場の栄誉が与れるのです。

        阪神甲子園球場
          (ウイキペディアより)


 地区予選で敗退しても、十分実力が発揮でき、悔いのない夏を終わる選手もいれば、あまりにも
野球に人生を打ちこんできたために、その敗退が、大きな挫折に響き、しばらく立ち直れない選手も
いるかもしれません。 いずれにしても苦い味を噛みしめる選手が圧倒的に多く、甲子園大会に進んでも、
最後までその喜びに酔えるのは、ただ1チームだけですから、厳しい戦いであることには違いありません。

 これらの選手のほんの一握りが、その道に進んで、大輪を咲かせる人もいますが、殆どは、
それとは別の道に進み、楽しい、なつかしい想い出とともに自身の糧として大成するのでしょう。
青春の頑張り、その汗と涙は、大きな肥やしとなって自らの生きざまを支えてくれることでしょう。 
一部の部活で、不祥事を起こし、今年も予選辞退という事態もありますが、日焼けの汗の中には、
最近多発している、陰湿な事件などの発想には結びつきようもありません。

 沖縄、宮城、青森では、既に代表が決定しましたが、来る檜舞台での勇姿を如何なく発揮するため、
一段と力も入り暑さも忘れ意気揚々とした日々を過ごしているに違いありません。
第97回全国高校野球選手権大会模様をことしもテレビ観戦で応援することにしましょう。

 都市対抗野球(社会人野球)の方では、かって私が勤務した大阪の社会人チームが、今年2年ぶりに
大阪代表となり、先日1回戦を無事クリアしました。この日曜日(26日)には、2回戦がありますが、
相手は強豪、東芝なのでどうかな と思っています。 
思えば、もう35年も前になるのですが、私が勤務していた頃、そのチームの野球部長を引き受けて、幸いにも、当時久し振りの大阪代表(1980年第51回大会)として、後楽園球場(翌年には東京ドームとなる)
最後のダグアウトで大声を張り上げていました。  大阪代表として、大阪市長から金一封を頂戴したり、
補強選手をお願いするために、他社を回ったり楽しい想い出があります。 選手一同派手な壮行会の翌日、
一同お揃いのスーツ姿で新大阪駅長のお見送りを受け、後楽園球場に向かいました。 
自身は野球はしませんでしたが、良い想い出となっています。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする