蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

金沢城公園  (bon)

2015-07-04 | 日々雑感、散策、旅行

 毎年この時期には、金沢の懇親会に出席しています。
今年も、昨夜のパーティーでは、大勢のOBの皆さんや現役の方たちと語り、昔を偲び、今を考えたりと
楽しいひと時を過ごしました。 その年どしに懐かしい人何人かと巡り合い、過ぎし日の長さに改めて
思いが行き着くのでした。
今年新しくOBとなった人は10人いましたが、その後の技術革新の早い激動を乗り越えて来たのかと、
今さらながら敬意を表したい気持ちになりました。

  関東は土砂降りでしたが、金沢はどんよりしていたものの雨はありませんでした。
少し飲み過ぎた翌朝は、意外とすっきりしていて、地元の昔の知り合いと会った後、今回は、
すっかり新しく生まれ変わった部分を中心に、金沢城を辿ることとしました。

 金沢城は、もともとは、本願寺が金沢御堂を 1546年の創建に始まるのだそうですが、初代城主は、
1583年前田の殿様(利家)で、明治2年まで加賀藩前田家の居城でありました。その後、終戦までは
陸軍の拠点として、さらにその後 平成7年まで金沢大学キャンパスとして利用されてきましたが、
基盤整備や休憩施設など公園としての受け皿を整備して、平成13年に都市公園として開園したのでした。
そして、菱櫓や河北門、いもり掘など城郭施設の復元を進めて、今年、橋爪門の復元、玉泉院丸庭園の
整備が行われました。

 このあたりを中心に、歩き回り写真に収めましたので、歩いた順番に従ってご紹介したいと思います。 
先日のテレビの“ぶらタモリ”でもやっていましたから、ご覧になられた方もおられると思います。

        いもり堀
          
 

        玉泉院丸庭園
         
 

        色紙短冊石垣
         
 

 五十軒長屋                  三十軒長屋(160年前の建物)
  
 

橋爪門                   本丸の森
  


 切り石積み石垣                 自然積み石垣
  

 

 金沢城公園には、いもり堀横の玉泉院丸庭園口から入りましたので、ぐるぐる廻って、もっとも有名な
石川門(重文)から出ましたら、すぐ前が、兼六園。 ここも久しぶり(30年ぶり)に入ってみることに
しました。 成人310円とありましたが、65才以上は無料でした。 何となく得したような感じで、
ならばちょこっとだけ見ることに・・とも思いましたが、この際やはり十分~見ておこうなどと
欲を出しゆっくり回りました。

 あの絵ハガキと同じ “ことじ灯籠”
        
          

 霞ヶ池                  霞ヶ池を水源とした自然噴水
   

 

 兼六園を回りまわって、小立野口から出て、出羽町に来ました。 
以前、私も勤務しました“北陸支社”があったところですが、今は、県立歴史博物館が建っていました。
一企業が、この一等地に聳えていることが改められたのでした。

 帰路は、“かがやき510号”に乗車しました。 金沢を出発すると、途中、富山―長野―大宮で
2時間ちょっとで来ちゃうんですね。(往きは、“はくたか”でしたから、2時間50分ほどでした。
それでも、以前より1時間ほど短縮されました。)

 

 

 

 

 

 

コメント
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