蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

トマトの収穫  (bon)

2015-07-06 | 日々雑感、散策、旅行

 市民農園では、今年トマトがうまく行って豊作です。
苗を植えれば、肥料を少し施して 後は水と太陽があれば育つ・・原理で、特になんてことを言う
ほどのことではないのですが、 毎年、トマトを栽培していますが、なかなかそううまくは行かず、
大きく出来なかったり、数量が少ない、実が割れる・・など、満足に行くことが殆ど少ない中で、
今年は一段と違っているのです。

 豊作です。
苗は、pookyが懇意にしている農家から分けてもらった“桃太郎”(大玉)5株ですが、この2日間で
18個も採れ、大体1個200~250gくらいの大玉で、割れもせず ずっしりと重い手ごたえがあります。

       豊作のトマト(市民農園)
           

 

 家庭野菜の定番で、じゃがいも、キュウリなどに次いで第5番目人気のトマトで、どこにでもあり
今や 年中出回っていますから、何でいまさら? の感もありますが、ウイキペディアなどを見てみました。

 トマトは、学名をSolanum lycopersicumといい、南アメリカのアンデス山脈高原地帯(ペルー、
エクアドル)が原産で、ナス科ナス属の植物とあります。  熱帯地方では、多年生植物のようですが、
日本では冬には枯れてしまいます。 トマトは、日本語では唐柿(とうし)、赤茄子(あかなす)、
蕃茄(ばんか)、小金瓜(こがねうり)、珊瑚樹茄子(さんごじゅなす)などの異称もあるそうです。

 また、日本での栽培は、熊本県がダントツで10万t、北海道、茨城、千葉と5万tクラスが続き、
2012年全国では72万t強だそうですが、外国ではこの比ではなく、中国の5000万tを始め、
アメリカ、インド、トルコが1700~1000万tクラスで、日本は何と26番目で、作付面積では43位と低いですね。

 トマトの起源?は、どうやらメキシコあたりで16世紀頃発見されていますが、当初は有毒植物と
間違われていて、食用になったのは、18世紀ころだそうです。

 アメリカでは、輸入関税が果物なら無税、野菜は課税・・であったため、このトマトが、果物か
野菜か大激論の末、裁判で野菜の判決を受けたとか・・。

 日本には、江戸時代に長崎に伝わったのが最初とされていますが、当時、その青臭さ、真っ赤な色が
敬遠されて むしろ観賞用であったとか。 食用として利用されるようになったのは、明治に入って
からのようで、食用として品種改良され、盛んに栽培されるようになったのは昭和に入ってからという、
比較的新しい食物なんですね。

 

 その他、記事的に・・・

  • トマトの語源はメキシコ、ナワ族が話す言葉ナワトル語でホオズキの実を意味する“tomatl”(トマトゥル)に由来する。
  • トルコではやけどにスライスしたトマトを塗りつける。
  • ジャガイモの茎にトマトを接ぎ木したものは“ジャガトマ”と呼ばれる。
  • 栄養素が豊富な事から、“トマトが赤くなると、医者が青くなる”という、ヨーロッパのことわざがある。“When tomatoes become red, doctors become blue”. 日本における柿と同じ。“柿が色づきゃ、医者青くなる”
  • プチトマトは和製英語であり、日本でしか通じない。英語名はcherry tomato。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (3)
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