蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

Nコン  (bon)

2015-10-14 | 日々雑感、散策、旅行

 第82回NHK全国学校音楽コンクール全国大会がありました。
その模様が、NHK Eテレで10月11日、12日と2日間にわたって、11日は小学校、12日は中学校それぞれ
各地域ブロック代表の11校の、いわば決戦もようが3時間生放送でありました。
もともと、11日の小学校の部があることは知っていて、放送終了時に翌日が中学校であることが分かって、
その先に高校があると思ったのですが、番組表にはありませんでした。
ネットで見てみましたら、何と高校は、10日の土曜日だったのです。 残念!

 で、小学校、中学校とも各11校の演奏は大変良く、印象深く聴かせてもらいました。
金賞1、銀賞1、銅賞2校が選ばれましたが、素人の私にはどういうところで優位差が生まれているか
皆目見当が付きませんでした。残りの学校は、優良賞ということですが、1000校ほどの中の11校ですから、
かなりの激戦ですね。 
課題曲が発表されてから、7~8か月練習に練習を積み、単に歌うだけではなく、その意味を理解し、
さらに発展させて大きく夢を膨らませた活動の成果なんですね。

 小学校課題曲は、あの 日野原重明さん(104歳)の作詞、(作曲は加藤昌則)の「世界を包む歌声」で、
身近な人のつながりがやがて世界平和につながるとのイメージで、全校終了後のスペシャルステージでの、
いくつかの学校が演ずるパフォーマンスが、この課題曲の意味、内容を表現していて、小学生たちの
健全で豊かな発想とそこから見える日常の明るい活動が如実に伺えるのでした。

 中学校課題曲は、若い4人グループ「SEKAINO OWARI」のSaoriさんが作詞、Nakajin君が作曲の
「プレゼント」でしたが、こちらは、作詞者のSaoriさん自身が中学生の頃を思い出して、誰もが抱く
対人の悩みやもやもやなどを、冷静に捉えてそれらが逆に自分に与えられたプレゼントと解釈する
ところから新しい道が開ける・・そんな感じで、スペシャルステージで、何校か選ばれた中学生の
この歌に寄せるメッセージの朗読がありましたが、いずれも感動モノでした。 
最近の若者の事件などはどこの国の話かと思わせるような、すばらしい感性と自覚を持った、
頼もしい中学生がそこにいました。

    SEKAI NO OWARI
      (YAHOOニュースより転写しました。)
 

 高校は残念ながら、見落としてしまいましたが、そういえば、私の母校も結構、コーラスは有名で、
ひょっとしたら・・と思いながら、ネットで調べてみますと、全国大会は残念ながら出場しておらず、
近畿ブロックではどうかと見てみましたら、武庫川女子大付属高校が、近畿ブロックでは金賞の常連で、
わが母校は、2012年大会で近畿ブロック奨励賞に輝いていました。

 コーラスは、好きで、普段はBS4のフォレスタの歌声をよく聴く方ですが、子供たちのコーラスは
ほとんど聞く機会がありません。それも全国大会ともなると、それこそ真剣勝負?といった熱気さえ
感じられる歌声に、2日間たっぷりと浸かりました。
感動的でした。たまにはいいものですね。


 中学校課題曲「プレゼント」

 

 

 

 

 

 

コメント
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