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蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

収穫祭’15  (bon)

2015-10-28 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 風もなく、気持ちの良い秋晴れ続きの中、蓼科農園では、今年の収穫祭を迎えました。
10月24日~27日の4日間というもの、関東では、秋一番(木枯らし一番)が吹きまくったようですが、
蓼科農園は、澄み切った青空に八ヶ岳の勇姿がくっきりと浮かび、反対側には遠く、槍ヶ岳を望む・・
そんな環境の中、大阪や群馬などの遠方の友も集まって、収穫の喜びをかみしめるとともに、
紅葉の山麓を散策するなど、楽しい語らいは一層盛り上がり満喫しました。

色付く八ヶ岳                会場設営
   
 

 初日は、食料の買い出しから始まり、畑では、パーティー用食材の野菜を収穫しました。サトイモ、
サツマイモ、ダイコン、ニンジン、葉物など、その他にショウガ、ピーマン、ズッキーニなど。 
今年も無事、収穫祭を実施できる、しかも好天の中での盛り上がりを期待して、一同ルンルン気分に
浸りながら、明日のお料理の数々の下ごしらえを手分けして進めました。
 取り寄せた大きな“生の鮭”は、イクラを取り出した後、さばかれて、例年は、そのままチャンチャン
焼きにしていましたが、今年は、ぶつ切りのホイール焼きとしました。

 本番当日の朝も、さわやかに晴れ渡り、アルプスの山々を遠望しながら会場である“畑”蓼科農園に
向かいました。 ジャガイモが植えられていた7畝が整地され、そこが会場で、その一角に“かまど”を
2つ作り、芋煮鍋、ホイール焼きの即席調理場が出来上がりました。

      芋煮とホイール焼き
        


 煮上がるまでの時間は、サトイモ、サツマイモなどの収穫に精を出し、太陽はほど良く高くなる頃、
美味しい匂いに誘われて、一同、テーブルを囲んで豊かな実りを味わいました。 雄大な自然に、
そして友に感謝の心がしみじみと湧き上がってくるのでした。

 いつも言葉を掛けたり、作物を頂いたりしているお向かいの畑のYさんご一家が、歩き始めたかわいい
お孫さん同伴で参加くださいました。 ややタイミングがずれて十分なおもてなしが出来ずに心残りが
ありましたが、元気なお母さんと立派な息子さん二人、お嫁さんとお嫁さん候補とお孫さん皆さんと
ひと時楽しい会話と笑い声が絶えませんでした。

 Yさんご一家               勢ぞろい
  
 

 陽が落ちると、急に気温が下がり、夕焼けにくっきりと稜線を浮き彫りにした八ヶ岳のすぐ上低く、
“十三夜”の月が金色に昇っていました。 

        赤く染まる八ヶ岳に十三夜の月
          
 

 畑を後に、K邸に戻り、第2部が始まりました。 
 既に十三夜の月は高く煌々と輝く中、たき火を囲み、遥か昔、高校時代の体育祭の夜の“ファイヤー
ストーム”を想い出し、寮歌や懐かしい歌謡を次々と声を張り上げて歌いました。今頃の都会では、
とても出来ない光景がそこにあるのでした。 あたりは漆黒の闇、気温は5℃くらい、たき火と
アルコールと熱気で寒さもどこへやら・・。 みんな、昔のあの頃に戻っていたのでした。

        ファイヤーストーム
          
 

 室内に戻り、特別メニュー“さつまいも蓼科風けんちんうどん”で仕上げとなり、眠くなるまで、
歓談が続くのでした。

 

 翌日は、例年ですとゴルフ組み、散策組と別れた行動でしたが、今年は、ゴルフはなしで全員、
横谷渓谷方面に もみじを楽しむ散策に出かけました。 月曜日というのに、人出が多く、やはり
このあたりの秋は、多くの人々を呼び寄せているのですね。 色付く木々をぬう“メルヘン街道”の
ドライブを楽しんでいるうち、“乙女の滝”の流量豊富な滝の真下で、どうかすると、少し飛沫も来るかと思う雄大な滝にきました。 急な坂道を、下り、そして登ると ほど良く汗ばみながら、
滝を後にして、ヴィーナスラインに渡り、蓼科湖近くの“ホテルハイジ”でみんなでランチを楽しみました。

 乙女滝                 ホテルハイジ
  


 この時期、お花は既に終わっていましたが、周囲の森の紅葉がとてもきれいで、スイス風建物から
眺める広い庭に時折落葉がひらひらと舞う光景は、グリンデルヴァルドのそれをミニチュアにしたよう
でした。 
 遅めのランチの後は、遠方の皆さんとはここでお別れとなりました。来年5月に、計画されている
淡路島での同窓会で再会する約束を残して、楽しい心に満たされながらそれぞれの帰途につくのでした。

          参加したメンバーの皆さん
          
 

 最後の日は、畑周りの後片付けなどをして、メインイベントの収穫祭は、無事楽しいうちに終わり
ました。 体力は落ちても、みんな心は青春。  いつまで続けられるのでしょうか?

 

お楽しみオートスライドです。(7分)

 

 

 ファイアーストーム


エコーラインドライブからの八ヶ岳の勇姿を見る
 






コメント (6)
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