そうです。中秋の名月です。
昨夜(10/3)の夕方6時前頃には、東の空にやや満ちたりない大きなお月様がきれいに
光っていました。今夜も晴れのようですから、のんびりとお月見としゃれてみてはいかが
でしょうか。
中秋とは、秋の真ん中で、旧暦では7、8,9,月が秋とされていて、それのちょうど真ん
中が8月15日です。 十五夜。 で、このように計算上で決めた十五夜は、必ずしも満月で
はないのですね。
このブログにも、何度か記事アップしていてその辺のことを記していますので、ここでは
割愛して、今年、十五夜近辺の満月は、10月6日なんです。
昨夜(3日)のお月様です。(午後9時頃)
それにしても、お月見・・といえば、大体が9月のように思いますが、今年は10月4日が
旧歴の8月15日にあたります。それは、今年、閏5月があったからなんです。つまり、5月が
2回あった計算になるのですね。
しかし、中秋の名月と満月が同日(一致)のある年もあります。
2013年9月19日の中秋の名月は丁度満月に当たっていたのです。 昨年にアップしました
“十五夜”(2016.9.16)の記事から、今後10年の中秋名月と満月の日の表をここにコピー
しました。 これによると、2021年~2023年はこれらが一致するのです。
今後10年の中秋の名月と満月の日
この表から、2021~23年は、中秋の名月と満月が一致していることがわかります。
昔、中秋の名月を愛でたのち、十三夜の月(旧暦9月13日)も眺める習慣があったといい
ます。 芋名月をみたら栗名月も見る~。今年の十三夜は、11月1日(新暦)です。
そういえば、何年か前の蓼科農園収穫祭のよるファイアーストームで楽しんでいる時、
十三夜の月も煌々と参加していました。
十五夜などについて、よほど関心があるのか、これまで10個の記事アップがありました。
記事によれば、その記事の一部に・・
『 月月に、月見る月は多けれど、月見る月はこの月の月(詠み人知らず) ここに、
月という漢字が8つあります。 つまり・・“8月” なぁ~んチャッテ!』
すみません!
で、少し硬い話(でも架空の話し)ですが、 もし、この月が無かったらどういう状況
なのか、以前の記事にどこからか引用していました。その部分を以下にコピペします。
『もしこの月が無かったら、地球の自転速度は今の3倍の8時間程度に速くなり、地上に
は絶えず風速100m位の風が吹き、そのため海の波高は30~50mにもなるとか・・。月が
無ければ、地球の自転軸がズレはじめて、北極南極が今の赤道付近に移動したりして、
氷が溶けて海面上昇や熱帯樹林が北極付近に来たりして樹木が減少して酸素濃度が低下する
とか・・大変なことが起こると想定されています。
また、月が無ければ、潮の干満が違ってきます。月の影響力による干満が無くなり、太陽
の引力による干満のみになり、太陽によるそれは月の影響力の1/2で、干満差が小さくなり、
干潟が減少、海流も弱くなり海洋生物の減少などによる人間の食生活にも大きな影響がある
などといわれています。
しかし現実には月が存在して、上に述べたようなさまざまな役割を果たしていることが
分かります。そして、月の影響力の中でも、潮汐力は、海洋及び海洋生物などへの影響だけ
でなく、陸上の植物や生物などにも大きな影響を与えていることが分かっているのです。
潮の満ち引きと生物の関係が、さらに農作業などに影響を与えていて、二十四節気とは
別の視点からの指標を得ているのです。
潮の満ち引き、潮汐は、一日に2回生じる“満潮”と“干潮”があり、また、“大潮”や
“小潮”など太陽との関連した干満があります。潮汐は、潮は朝に起こる干満で、汐は、
夕方に起こる干満のことを指しています。潮汐の字のサンズイ偏をとると、朝・夕ですね。』
最後に、余談ながら歌の題名に「月」が入っている歌を思いつくまま上げてみました。
もっとほかにもあるでしょうね。
荒城の月、月の砂漠、十五夜お月様 おぼろ月夜 月がとっても青いから、月よりの使者、
大利根月夜、月光値千金 名月赤城山、月光仮面、月影のナポリ、月影の渚、月下の蘭、
月光、 moonlight serenade moon river blue moon fly me to the moon
how high the moon