蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

日本橋界隈  (bon)

2017-10-20 | 日々雑感、散策、旅行

 12月並という寒い雨の日が続いていますが、幸い今日は、雨もなく、ランチの会は
日本橋 室町から本町、人形町へと、お馴染みのところながら、初めて来るような新鮮な
印象があり メンバーの話題と共に楽しいひと時を過ごしました。
 
 11時過ぎに 東京駅北口の待ち合わせで日本橋口まで出たところから“メトロリンク”
なる無料バスに乗り、三越前まで5~6分。 この“メトロリンク日本橋”にも初めての
乗車でしたが、便利なものが出来ていたのです。 三越本店の前をとおり、東京市道路元標
の碑の交差点を曲がって、ランチ処、江戸風に設えられた「豊年万福」へ直行しました。

 東京市道路元標              日本橋三越本店の のれん
  


 予約は出来ないので、開店ギリギリに合わせた到着で、数組の後に入店し、限定15食の
特製あなご丼を注文しました。 フカフカしたあなご、お米がおいしい、マグロ中落ち と
お値打ちのランチに満足し、話題も弾んだのでした。

 豊年万福                限定15食特製ランチを前に
  


 食後は、昨日、今日と開催されている、これまた江戸、秋の風物詩「べったら市」にやっ
てきました。 前ブログにもアップしましたが、久々のべったら市は、相変わらず沢山の
屋台が立ち並び、大勢の人で賑わっていました。 中心の宝田恵比寿神社は、境内もなく
通りぎりぎりにお社があるようなこじんまりとした神社ですが、この日ばかりは、“わた
しのため”といわんばかりに飾り立てられ、お供えのお神酒もたくさん見えました。

 私たちのメンバーもみな、老舗の「にいたか屋」のべったら、量り売りを買い求めました。
臭わないように、ビニール袋をしっかりと締めてくれるのです。屋台は、べったら漬けの他
縁日と同じような、チョコバナナや楽しそうな食べ物、日用品まで売られていました。

 べったら市                 宝田恵比寿神社
  

 碁盤目の賑わいをゆっくりと過ぎて、堀留町から人形町方面に歩き、途中お茶タイムを
長々とり、メンバーのその後の話題に花が咲きました。このところ頻繁に美術館めぐりを
敢行している Iさんは、この1か月だけでもボストン美術館所蔵至宝展の英一蝶の涅槃図
に始まり、上村松園、森本草介、東郷青児、鈴木春信、運慶など、さらに、上野表慶館の
フランス人間国宝“メートルダール”の作品、ちひろ、マリーローランサンなどなど、その
精力的な行動に一同驚きを禁じえず、本人の謙遜気味の印象にも、これまで知り得なかった
一面を発見しながらひととき美術談義に盛り上がるのでした。会社時代にはおよそ知るべく
もない雰囲気となったのでした。

 また、Ikさんからの、最近クロアチアに旅行した写真と 思いのこもった解説が印象的で
した。世界遺産、自然遺産の国を回って、その景観に魅せられ、現地の人々との触れ合い
などまだまだ話したりないような感じでした。 Oさんは、これまで36か国の外国の人と
話したことがあると、その国名リストが披露されたり、話題は海外にまで及んでしまいま
した。

 十分休憩をしましたので、人形町通りを南下して堀留町、人形町から水天宮にきました。
リニューアルなった水天宮も久し振りでした。お宮参りのいでたちで、写真を撮る和やか
な家族を見、喧騒の中にホッとする光景がそこにありました。
 まだまだ、お開きにする気にはなれない向きもありましたが、雨が来ないうちということ
で、いつもながら、幹事の企画に感謝しながら
サヨナラとなりました。

人形町通りで・・             リニュアルなった水天宮
  




 





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする