蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

東京支部総会 ‘17  (bon)

2017-10-28 | 日々雑感、散策、旅行

 高校の同窓会(全校)東京支部の恒例総会が、今日(10/28土)に、昨年と同じ大手町
「サンケイプラザ」にて、和やかに開催されました。
  会食後の講演では、「おばちゃん目線で見る社会の動き」と題して、今ホットな「憲法」
に関する基本的な事項を 身近な例などを交えたわかりやすく面白いお話しで、講師の日頃
の活躍の一端がしのばれました。

 会場には60名ほどの出席がありましたが、出席者の年齢差は約40才あり、最年少出席は、
高45回生の43才で、今年春の卒業生は69回生とあり、出席者の最年少といっても、今年の
新卒業生から24年も離れているということで、東京支部の存在が、あまり認識されていない
か、関東方面に来る人(大学も含めて)が以前より少なくなっているのかもしれません。

         東京支部総会風景
          


 私の卒業しました高校は、1901年創立の「大阪府第一高等女学校」が前身で、昭和23年に
新制高校(男女共学)となり、私はその10回生です。

 今年、同級生(10回生)は9名が出席し(昨年は13名)、例年私たちの回生が最多出席を
誇っていますが、これは、30数年前に私たちの回生がこの支部の幹事役(副支部長)を回り
受けることとなってからで、結束の良いわが回生がこぞって支援するとの表れからなんですね。
その後、支部長役も巡って来るなど、東京支部への思い入れが一段と深まったのでしょう。

 折しも、蓼科浪漫倶楽部が別に発足し、同期数名が核メンバーとして、1000㎡の畑作業を
月一のペースですでに12年以上継続し、折に触れて多くのメンバーの参加を得て、珍しい形
の同窓集団が頻繁に集うこととなっていました。 このようなことも踏まえて、高校の同窓、
ひいては 出身校を絆とするような状況となったのだと思います。

 今日の支部総会には、母校から学校長、本部同窓会長(新任)、東海支部長の皆さんが来賓
として出席され、講演は、高45回生の谷口真由美さん(大阪国際大学准教授、大阪大学講師、
国際公共政策博士)から、「おばちゃん目線で見る社会の動き」と題する講演がありました。
 難しいし、あまり内容にも立ち入らない「憲法」について、おばちゃん目線で、面白い身近
な例を引き合いに、小気味よい大阪弁のリズムで大変わかりやすく話され、興味が出て引き込
まれてしまいました。
 谷口さんは、TBSテレビの「サンデーモーニング」のコメンテーターとして、さらに他のメ
ディアでも活躍されているベテランで、さすがにその話しぶり、話題の取り方など、皆さんに
も大層受けていました。

    講演風景                 講師の谷口真由美さん
        



 そのほか、会場では母校のお話や、それぞれの時代の話題に皆さん当時の思い出に帰って、
場は大いに盛り上がったのでした。

        私たちの回生
         


 私たちの回生は、会場ではもはや年寄りの部に入ってしまいましたが、これまでは、女学校
時代の先輩諸姉の出席で、会場は気品高い雰囲気に満ちていました。
  秋篠宮妃 紀子さまの おばあちゃま(本科20回生川島紀子(いとこ)さん) は、ご存命時には、
欠かさず出席されて、皆さんと記念写真など撮られていました。

 同期生はもちろんですが、他の回生、さらには学校時代は全く同時期でない先輩、後輩の皆
さんとこの席で初めて会う人々とも 何となく懐かしい感じがするのです。この席だけの見知り
合いともなれば、会話も弾み一気に和気あいあいとなる不思議な空間がそこにあるのですね。
 いつも楽しい場となっています。

        全員の記念撮影
         

 私たち同期の皆さんは、支部総会後いつものように、別途場所を変えてお茶しながらさらに
楽しい時間を過ごしたのでした。


     土曜日の大手町風景
         
                

 

 





コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする