蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

神代植物園  (bon)

2017-11-17 | 日々雑感、散策、旅行

 秋の神代植物園に行ってきました。

 12月中旬の冷え込みと予報されていた今朝(11/17)は、さすがに寒い感じでしたが、
会社OBで構成する“園芸友の会”屋外例会で、10時半前には、植物園正門前広場に集合
しました。 まだ静かな広場は、少し秋色に染まって一層奥行きが広く感じました。

 ここ、神代植物園は、数年前の春(5月)に屋外例会で来たときには、入口を入ると
一面のツツジ歓迎を受けたのですが、今回は、ずらりと菊のコーナーが並んでいました。
季節の変化に応じた 新しい変化に、今回もまた、違った刺激があり楽しむことが出来
ました。

 神代植物前広場            菊見コーナー(写真は、肥後菊)  
  

 

 この時季予期していませんでしたが、ダリアの大輪が見事に咲き誇っていたり、バラ
たちもきれいな色を付けていて、まだ、大きな蕾も見せていました。

                 真っ赤なダリア  
                       

 すぐ後ろ一面には、シャクヤク、ボタンのコーナーが続き、シャクヤクは宿根草です
からもはや、土の下に埋まっていますが、ボタンは、丁寧に剪定され、冬越し準備に
入っていました。ダリアと全く対照的な光景となっていました。

 

 今回も、温室に入りました。 温室では、ラン、ベゴニアが華やかに室内を賑わせて
いました。こんなにも種類が多くさんあるのか・・どれも、丁寧に管理されているので
しょう、今を見頃にはちきれそうに咲いているのです。温室は、春に来た時も同じよう
ではありますが、その時々の印象はまた違ったインパクトを与えて、かつ注目する花も
また異なるのです。
 今回、オンシジュームの仲間でチョコレートの香りがするのに目に止まり、また、
食虫らんのネペンテス(ウツボカヅラ)も注視しました。

オンシジュームスウイートフレグラン   ネペンテス   
  

 

 熱帯植物では、今年千葉フラワーパークで見た「タビビトノキ」が、もっと分かり易く
聳えていたし、パパイアにはたくさんの実が付いていました。 

タビビトノキ             パパイア   
  
  (中央に広がっているのがそれです。)

 

 さらに、乾燥植物コーナーでは、“ありました”・・「奇想天外」です。当ブログの
「おもしろい花の名前」(2017.10.16)の記事にもありますが、一生に2枚の葉しか出さ
ないという変わり者なんですね。

          奇想天外(Welwitschia mirabilis)   
                      

 

  広い園内を奥へと進み、「カエデ園」を目指しました。燃えるような紅葉を期待し
ながらでしたが、まだ少し早やいようでした。 しかし、緑が残る、モミジもそれなり
に美しい光景ではありました。 さらに、奥には、さざんか園が広がっていて、こちら
は、咲き初めの若々しい花たちで賑わっていました。椿とさざんかの違い・・など、
みんなで話しながら、風もなく暖かな陽だまり状の植物園を後にしました。

カエデ園                   さざんか園   
 

 

 植物園の深大寺門を出ると、もうそこは深大寺でした。 ちょうど七五三詣でなど、
のどかな境内のお昼時は、賑わっていました。 境内に「なんじゃもんじゃの木」
(ヒトツバタゴノキ)があることは、春に来たときに白い花が咲いていましたので、
名前も変わっているところからはっきりと覚えていました。 今回は、花はありません
でしたが、小さな黒い実がなっていました。
 門前にならぶ店屋さんは、お客さんも多く、秋色と共に風情がありました。

 深大寺                         深大寺門前風景 
       

 

 私たち友の会一行は、予約されていた、おそば屋さん「多門」の二階で、新そばを
味わいながら、情報交換をし、ひと時楽しい時間を過ごし、例会は終了となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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