蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

立冬  (bon)

2017-11-07 | 日々雑感、散策、旅行

 
  今日(11/7)は、陽射しが暖かいですが、早や 立冬です。 カレンダーも2枚を残す
ばかりとなりました。

 列島は、トランプ大統領来日で、あわただしく、関係筋は半ば上の空みたいな、秒読み
と緊張の中での出来事のようでしたが、とにかく無事終わりました。


 古代中国(紀元前1000年ころ)では、日時計などから、「2至2分」は、早くから決め
られていたようです。つまり、最も日が短い冬(日短)と最も長い夏(日永)、それ
とそれらの中間の春(日中)、秋(宵中)です。
 そして、日が最も短い冬至を基準として年の始まりとしていたのが、戦国時代に入って、
冬至の翌々月、すなわち冬至と春分の中間を 年の始まり(正月)と決め立春ができ、1年
12か月を春夏秋冬に分けることとして、これが後々まで続いてゆくことになったのだそう
ですね。

                  二十四節気と立冬
          

  1~3月を春、4~6月を夏、7~9月を秋、10~12月を冬と定め、それぞれの始まりを立春、
立夏、立秋、立冬、つまり4立(しりゅう)
が設定されたのです。 このようにして二十四
節気が設定され、月の運行を基準とした暦が、実際の太陽との関連による季節のずれを補完
していたのですね。

 したがって、今日、立冬は昔でいう“冬の始まり”なんですね。ま、中国と日本では季節
も違うと思いますが、現実は、ちょうど今、秋真っ盛りという頃で紅葉の見頃が各地で伝え
られてくるでしょう。

 

 今年1年を振り返ってみますと、春(立春2/4~立夏5/5)、夏(立夏5/5~立秋8/7)、秋
(立秋8/7~立冬11/7)、冬(立冬11/7~立春2018.2/4)ということになります。 ここで、
今年の立春は旧暦の1月8日で、上で述べました正月(1月)にありますが、来年 2018年の
立春は旧歴では12月19日とあり、正月とはならず、“年内立春”ということになります。
(年内立春については、当ブログ2014.1.31「立春と冬至」をご参照ください。)

 さざんか つぼみ             さくら
  
      (2017.11.7  ベランダ でパチリとしました。下2枚も同じです。)

 

 先日、寒い日がありましたが、「木枯らし一番」だったそうですし、ベランダの山茶花の
つぼみは、いよいよ膨らんできています。そういえば、このところベランダにも赤とんぼが
遊びに来ていたり、さくらやドウダン、メグスリノ木などは、赤く色づいています。
  先週にまいたツタンカーメンエンドウ豆は、3㎝位芽が出てきました。風のないお昼時は、
ぽかぽかと暖かく ひと時、情報機器から離れて のどかな気分に浸ってしまいました。

 ツタンカーメン エンドウ         ムスカリ
  

 

 

 





 

 

コメント
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