蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

赤塚田遊び  (bon)

2018-02-14 | 日々雑感、散策、旅行

                      オリンピックは、メダル獲得でいよいよ熱が入ってきました。
       クロスカントリーは見ていてもしんどそうですし、アルペン滑降は、
       時速120㎞超のスピード、モーグルも膝を酷使、スノーボードは、
       スロープ、ハーフパイプとも軽業芸。ジャンプは風の影響で、選手の
       集中力維持は難しいかも。スケート もすごい迫力ですし、ホッケーに
       至っては、パックを追いかけるのも難しい・・。

 

 昨夜(2月13日)、板橋区の赤塚諏訪神社「田遊び」に行ってきました。  夜7時頃に
始まるというので、
6時半ころに着くように、最寄り駅から見知らぬ夜道を30分ほど歩いて、
住宅街の一角にその神社はありました。到着したころには、既にパラパラと人が集まって
いましたが、始まる頃には、どこから来るのか、それほど広くない境内には いっぱいの人
で埋まっていました。

 昨年、2月11日には、この近くの徳丸というところの北野神社境内で繰り広げられる
「徳丸北野神社田遊び」に来ました。(当ブログ、2017.2.13 「徳丸・赤塚田遊び」)

 田遊びというのは、一年の五穀豊穣と子孫繁栄を祈る予祝行事として行われていて、
徳丸は、約1000年前から、こちら赤塚諏訪神社では 約600年以上前から行われていると
ありました。

 赤塚諏訪神社の特殊神事として、この日は、餅つきから始まり、もがり作りが行われて、
夜7時頃になると社務所に集まり謡曲、お神酒と沢庵で祝い、宮司が拝殿にて祝詞奏上を経て、
いよいよ神輿の前で「五月女」を呼び込んで、祭りは繰り広げらます。
 この呼び込みから、神輿渡御、花かご、と続き、もがりの行事まで6行程にわたる出し物
で賑わいます。

 つたない写真で申し訳ありませんが、主なところを並べてみました。

 神殿前に作られた「もがり」       太陽、カカシなどの飾り
  


社務所での祝い行事            祝詞奏上など
  


 五月女呼び込み            子どもたちによるささら先導
  

 
 続いて 天狗               神輿
  


 獅子舞                 もがり行事
  

 

もがり行事の途中で、かがりに火がつけられる  よねぼ(わら人形の婦人
  

      
         日中の赤塚諏訪神社(ネット画像より)  
            
     


 寒い時期の夜に、「板橋の田遊び」として、ひっそりと行われている神事は、1976年(昭和51年)に国の重要無形民俗文化財に指定されていますが、周囲に密集した住宅街は、ほとんど無関係のように静待っているのでした。身体はそれほどでもなかったですが、カメラを持つ手は冷たくかじかんでしまいました。

 まっすぐに帰りましたが、22時を過ぎていました。

 

 

 

 

 

コメント
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