今日、東日本大震災から丸8年が経ちます。 今なお5万2千人もの避難されている
方々が不自由な生活を送っていると伝えられています。 時間の経過とともに、
それぞれ事情も変化していると思われますから、それらに即したきめ細かな対策が
講じられるよう願ってやみません。 逞しく育った若者には、希望を託して・・。
一昨日の土曜日(3/9)に、今年も、昭和記念公園で開催された「サギソウ栽培教室」に
行ってきました。 Pookyさんと立川で待ち合わせて、公園事務所内の教室に入ると、
もうたくさんの受講の人達が来ていました。 その中に、私のサギソウの師匠でもある
園芸友の会の H氏を発見し、テーブルに3人並んで受講しました。
昭和記念公園事務所
講師の説明 教室風景
植え付け材料 完成した5号鉢
もうこれで、5~6回受講していることになりますが、このところ3年続いて、サギソウ
の花が咲かず、失敗に終わっています。 その原因は、植え方が悪いのではなく、夏の気温
が高すぎるからだと決めつけています。
3月に鉢植えして、5月頃芽が伸び始めて成長し、8月頃にシラサギが飛翔するような白い
優雅な花が咲くのですが、ここ毎年、7月第1週くらいまでは順調に成長しながら、“あと
もう少し”と言うところで、伸びた穂先の花芽が黒ずんでしまったり、穂先も伸びてこない
まま枯れてしまっています。
昭和記念公園サギソウボランティア(教室主宰)は、20年超の活動を通じて、8000株の
サギソウを6万株までに増殖して来た専門家集団も、ここ2年は、不作とのことでした。
絶滅危惧種Ⅱ類(NT)に指定されている繊細なラン科のサギソウには、次第に進む地球
温暖化の影響は、厳しいのかもしれません。
細かくなりますが、昨年は、夜の気温が下がらないかも?と思い、7月に入って室内に取
り入れましたが、やはり失敗に終わりましたので、今年は、さらに対策を思案しています。
帰宅後、失敗作の昨年の鉢を掘り返しましたら、花が咲いていないため球根も不出来で、
小さな(これだと花は望めない)球根が多く、全部で10個ありました。花は望めなくても、
一応、消毒し、鉢植えをしました。
ミズゴケの処理 植え付け白いのは肥料(マグアンプ)
球根を載せて 出来上がり(左)右は、教室で作った鉢。
2鉢に期待したいです。
当ブログには、殆ど毎年記事アップしていますが、2011年9月にアップした花の写真を
引用しました。
2011.9のサギソウの花です。
例年、この時期に公園内、「花みどりセンター」で開催されている、「洋らん展」を訪れ、
華やかなひと時を楽しんできました。 高円宮妃賞、国土交通大臣賞、東京都知事賞など
最高の賞に選ばれた華麗な蘭をはじめ、フレグランス部門での蘭などもあり大勢の人達で
賑わっていました。
JOGA洋らん展(第73回)でのいくつか