蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

チョコレート  (bon)

2019-03-29 | 日々雑感、散策、旅行

  チョコレートといえば、 バレンタインデーやゴルフの罰などが思い浮かびますが、あの
終戦後の進駐軍から流れたハーシーのミルクチョコレートはとろけるようでおいしかった
ですね。


 そんなチョコレートが身体に良いと、テレビの番組で言っていました。
NHKの「あさイチ」でやっていたのを 何気なく見ていたところ、手元にあった健康冊子の
ページにもチョコレートの記事が出ていましたので、ちょっとネットなども見ながら記事
にしてみました。

         ウイキペディアより)

 

 「あさイチ」では、年齢とともに代謝が下がり、『深部体温の低下を招いて、臓器の機能
不全や免疫力の低下を引き起こしたり、がんや糖尿病、脳卒中などの深刻な病気になるリス
クが高まる可能性がある』という状況を少しでも改善する・・ということで、代謝アップ
体操とともに、、肝臓をしっかりケアして、代謝が下がるのを防ぐ効果にチョコレートが
良い・・回りくどいですが、そんな下りだったようです。

 代謝というのは、カロリーを消費することで、生きている上で消費する基礎代謝とスポー
ツや体を動かすことで消費する活動代謝があり、前者が60%、後者が30%だそうです。
 で、人の体内で代謝を行う臓器は5つあり、代謝量は、それぞれ、筋肉22%、肝臓21%、
脳20%、心臓9%、腎臓8%の順で大きく、筋肉、肝臓、脳だけで6割以上代謝しているのだ
そうです。代謝を上げようと、運動をしても筋肉の代謝はそれほど変わらない(上げにくい)
そうです。
 で、2番目の肝臓の代謝を下げないようにしようとの視点から、チョコレートが浮上する
のです。

 チョコレートにはポリフェノールが豊富に含まれていて、このポリフェノールがアルコー
ル摂取による脂肪肝を緩和させる効果があり 代謝を妨げないというのですね。 
 ここで、チョコレートは、カカオ含有量 70%以上のもので、まとめて食べるのではなく、
5g×5回(=25g/日)くらいに分けて食べるのが良いと言っていました。

      

 また、ネットを繰っていましたら、今年2月18日の夜の番組「NHK BSプレミアム」に、
「チョコレートで老化を止める?」がありました。
 チョコレートの主成分、カカオには、抗酸化作用を持つポリフェノールが多く含まれて
いて、これが老化予防につながる・・と ありがたい話なんです。 この番組では、養殖
マグロのエサに、ごく普通のチョコレートを、1割ほど混ぜているのだそうです。(愛媛
県農林水産研究所 水産研究センター) こうすることで、老化を防ぎ、ぶりの血合いの
部分の色味が変化しずらいのだそうです。
 この養殖ブリを「チョコぶり」と呼んでいるそうです。

 「体と心の栄養・チョコレート」(健康冊子)ともいえるチョコレートは、栽培が難し
く、収穫後は発酵させて いくつもの工程を経て製品として出来上がり、昔は、その貴重さ
と健康効果から、神々の食べ物とも呼ばれていたそうです。

 その歴史は古く、紀元前2000年ころからメソアメリカ(メキシコ~中米西部)地域で
栽培され、15世紀ころまでには、カカオは、貨幣として流通するほど貴重なものであった
そうです。また、アステカ地方では、税あるいは貢物として納められたとか。

 16世紀初頭には、コロンブスによってチョコレートはスペインに渡り、珍重され「チョ
コトラル」と呼ばれ、1580年ころには スペイン、ポルトガルで、1657年には フランス、
イギリスへ広がり、チョコレートを使ったケーキやビスケットなども発売されたとありま
す。
 1828年には、バン・ホーテンが、酸味や渋みを中和した「ココア」を作り、1847年には
イギリスで、持ち運びできる「板チョコ」が発売されるのですね。  まあ、江戸時代の
頃なんですね。

 日本では、1797年に長崎でオランダ人から遊女・大和路へのプレゼントとして「しょく
らあと」を送ったのが始まりとされていて、1800年には、チョコレートの飲み方などが
紹介されたりして、1878年に日本橋の「米津風月堂」が『貯古齢糖』あるいは『猪口令糖』
として加工製品を売り出したとあります。 日本で、カカオからチョコレートまで一環製
造を始めたのは、1918年の森永製菓だったそうです。

 1930年代にスイス・ジュネーブで「生チョコ」が生まれます。滑らかな舌溶けのチョコは
「パヴェ・ド・ジュネーブ」と命名されて、現在ではジュネーブの至る所で販売されていま
すが、その他の地域でも生チョコは販売され、人気がありますね。

      カカオ
       (ウイキペディアより)


 チョコレートは、質量の割には、熱量が大きく携行が容易であることから、固形チョコ
レートは、軍隊の食糧にも加えたり、登山などの際の非常食としても携帯されたりします。
カロリーの面だけではなく、非常の際に甘味やテオブロミンが心身の安らぎをもたらすとい
う意味合いも大きいといわれています。

 チョコレートを、調べてみて、改めてその効用を知るところとなり、心して食べるように
したいと思った次第です。ただ、チョコレートには、アレルギー反応を誘発する成分がある
など、注意も必要なんですね。 食べ過ぎると鼻血がでるといいます。

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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