蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

梅雨  (bon)

2023-06-01 | 日々雑感、散策、旅行

 今日から6月に入りました。
 ちょっと早いテーマかもしれませんが、先ごろ(5/29)には、九州北部、四国、
近畿、東海地方が梅雨に入ったとみられる・・と気象庁の発表があり、翌日には
九州南部も入ったと発表されました。 近畿、東海地方が5月に梅雨入りした
のは10年ぶりとありました。

                (ダンスパーティー)

 関東甲信地方の梅雨入り、明け の過去の記録が気象庁のHPにありましたので、
30年ほど抜粋して、それに梅雨期間を書き添えた図を以下に載せてみました。

      関東甲信の梅雨入り、明け
           
(気象庁HPより部分)

 この表から見ますと、関東、甲信地方で5月に梅雨入りしたのは、1993、2008、
2011と3回あり、今年は明日(6/2)が梅雨入りの予想ですから、何年振りとは
行きませんが、しかしまぁ早い方ではあります。 平年では、梅雨入り6月7日
頃で、梅雨明け7月19日頃とありました。(気象庁データから)

                     

 この梅雨、蒸し暑くて、湿っぽくじめじめしてスッキリしない日が続きますが、
この期間も過去を見てみますと最短が23日、最長は61日とばらつきがあります。
2か月も続いた年があるのですね。
 しかし、植物にとっては、特に稲作にとっては重要な水分でありますし、用水
ダムにも必要であります。この時期の雨が少ないと、いろいろと弊害が生じて
くるのですね。

                

 ところで、梅雨って、どうして起こるのか? 小学生に戻って確認してみます
と、
「温かく、水分をたくさん含んだ小笠原気団(太平洋高気圧)というのが日本
の南方にあって、6月頃になると南の方から日本の近くに上ってくるのです。
一方、冷たくて水分をたっぷり含んだ北のオホーツク海気団(高気圧)という
のが北日本付近にあって、6月頃から日本の上で押し合う形となり、梅雨前線
として東西にわたって停滞するのです。これが雨をもたらし梅雨となるのです。」

 この前線が、急速に発達して大雨を降らすことが多く、各地に大きな被害を
もたらすことがあるのですね。またこの時期に、南の方で発生する台風が接近
することで、更に雨量が増加し、大きな災害に結びつきやすいのですね。

 今回も、大型で強い台風2号が東北東に進路をとっていますから予断は許せ
ない状況なんですね。

        6月1日の天気図
        (気象協会ページより)

 

 雑節の「入梅」は太陽黄経が80度になる日とされ、6月11日頃と設定されて
います。梅雨時は、気温が高く湿度も高いので雑菌が繁殖しやすく、食中毒の
原因となりやすいので、私が子供の頃には、おふくろは「冷たい食べものは、
梅雨が明けてから」ときつく言っていて、梅雨が明けるまでアイスキャンデー
などは食べさせてもらえませんでした。

 確かに、この当時の冷蔵庫は、2段式の、上段の小さなところに氷屋さんが
四角く切ってくれた透明の氷を入れる式のものでしたから、冷凍技術なんてもの
は家庭にはまだ普及していなかったですね。
 梅雨が明けて、カ~ッと暑くなると、楽しい夏休みがくるのでしたね!

 

 

 

Singin' in the Rain (雨に唄えば , Singin' in the Rain Theme song)

 

 

 

 

コメント (2)
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