蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

味噌のはなし  (bon)

2016-06-09 | 日々雑感、散策、旅行

 かって、このブログで“味噌をつける”を記事アップ(2011.9.7)していましたが、今回は、味噌そのものに
ついてまとめてみました。

 ある通販のカタログを何気なく見ていましたら、米味噌、麦味噌、豆味噌などの記事に目が止まり、
ちょっと深堀してみました。 
といっても、ネットに、うまくまとめられた記事が随所にありましたので、難なく引用することができました。
この場合、“ネットがミソ”ということですね。

            (ネット画像から)


「味噌は、大豆及び米、麦等の穀物に塩と麹を加えて発酵させて作る、日本の醗酵食品である。古くから
使用されてきた日本の基本的な調味料の一つでもあり、日本の味「miso」として日本国外にも知られている。」
(ウイキペディア)

 で、味噌の主原料は、大豆で それに塩と麹を加えて醗酵させたもので、使用する麹によって、○味噌と
なるのですね。 すなわち、米味噌は、米麹を使用し、麦味噌は、麦麹、豆味噌は、豆麹を使用するということ
なんですね。
ひかり味噌㈱HPに、これらの分類表がありましたので、これを変形させて以下のように作成しました。

       

 

 現在、これらの味噌が作られている割合は、以下の図のように、大半が米味噌なんですね。

        味噌の割合
         (マルコメ味噌HPおり)

 

 このような味噌は、1300年の昔、古代中国がその起源といわれているようで、もともと、大豆・塩の熟成食品の
「醤(しょう)」を作る熟成途中のものがとてもおいしかったので、これが独立した食品になり、みしょう→
みしょ→みそ と変化したと推定されているとか。

 初期には、寺院や貴族などの貴重な食品として重宝されたとのことですが、鎌倉時代あたりから、これによる汁、
つまり“味噌汁”などとして一般に流行したとあります。江戸時代あたりから工業的に生産されたそうです。

 今日、日本全国それぞれの地域で、原料事情、気候風土、食習慣や嗜好に合わせた、さまざまな特色を持った
味噌が造られており、今でもその地方名から、信州味噌、加賀味噌、仙台味噌、西京味噌などと呼ばれて、
“故郷の味”として親しまれています。 

 

 

 

 

 

 

 


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