蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

ベランダは今  (bon)

2015-05-23 | 花鳥風月

     ベランダの花たちのお話です。

 今年に入って、地上20m余りのベランダの移り変わりを、これまで9つの記事でご紹介させていただき
ました。
 珍しくもない、殆ど手入れもしていない貧弱な花たちを、わが子可愛さで記事アップしてきました。
1月の侘助に始まり、2月は白梅、黄梅、紅梅、3月にはクンシラン、ムスカリ、サクラと華やかになり、
4月は花の最盛期で、こぶし、レンギョウ、はなもも、スイセン、イチゴ、中旬には、赤・白のハナミズキ、
ドウダン、十二単、そして、5月に入り チョウジソウと白花カスミソウと来ました。
今回、5月下旬の様子を恥ずかしながらアップさせていただきました。

 これまでの中で、イチゴは元気の良い花が次々と咲きましたが、肝心の結実がなく、とうとう
ランナーが出てくる始末で、トータル 赤くなった実は5つほどしかなく、見た目は割とおいしそう
でしたが、順調でなかったし、気乗りがせずに食するのはやめにしました。

  ベランダでは今、中央付近に直径50cmくらいの紺色の鉢に1m位のサツキにたくさんの花が
付いています。1つの株ですが、赤い花がメインで、真っ白い花もあり、赤白が1つの花に混じった
のもあり、これらはどのようになっているのでしょうか? このベランダに来て、すでに12年が過ぎますが、
突然、途中4~5年は殆ど花を咲かせず沈黙していたのです。
これらの花にも、体調や気分の良し悪しみたいなものがあるのでしょうか。

 サツキです。               この木の上部枝です
  


 フェンス側に、ヤマボウシが白い花を上に向けて咲き始めました。
同類のハナミズキに並んでバトンを受け継いでいるようです。秋になると、ぼつぼつ突起が付いた
極小さな機雷?のような赤い実がたくさん付きます。

        ヤマボウシ
           

 

 ルリフタモジ。 この、優雅にも思える名前については、かって、当ブログにそのいわれについて
述べましたが、要するに瑠璃色をした“ふたもじ”つまり二文字で、これは、その昔、宮中言葉で
“ニラ”を指していたとのこと。一文字は? それは、“葱”のことで、
昔は“き”といっていた。
わけぎ、あさつき・・など、“き”で、その後関東では、下部の白い根の方を食する“ねぎ”と
なったとか。 
横道にそれましたが、もう数年前に、友人から頂き物で、毎年春から秋間近かまで咲く強い花です。

         るりふたもじ
              

 

 みかんです。これは温州ミカンで、小さな鉢植えで、15年くらいのものです。毎年、数個の甘い
みかんを恵んでくれます。この小さな木は、先日来、甘い香りをまき散らして、花の後には、かわいらしい
小さな実が付いているのです。 葉っぱ10枚くらいに1つの実を成らせるのがポイントだそうです。
もちろん、実を取るためのものではなく、面白みを味わうのが目的です。こんな小さなモノでも、
柑橘なので、一丁前に“アゲハチョウ”が寄ってきています。

  みかんの花             小さな実です
  

 

 以上の写真は、昨日パチリトしたものですが、もう少ししますと、アジサイやいちじくなどを
撮りたい頃になりますので、再度、自己満足?記事アップとなるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 


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