蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

IoT (bon) 

2016-01-28 | 日々雑感、散策、旅行

 1年くらい前から使われはじめて、今や流行のことばですね。(IoTという言葉は、10年も前に提唱されて
いました。) 
 IoT とは、Internet of Things を略したことばで、“モノのインターネット”などと訳されている
ようですね。 何のことかといえば、いろんなものがインターネットに接続されて、新しいサービス
などを実現することを指しているようです。

 たとえば、携帯電話、タブレット端末とインターネットなどといえば、何だそうなのか~と、
ことさら新しいことではありませんが、これが、テレビがインターネットに接続するとなると
(これも、10年も前からなんですが)、ちょっと新しいイメージ。 さらに、デジタルカメラ、
デジタルビデオカメラとも接続・・となれば、あぁ、かなり最近そのようになって来ている・・。
しかし、これらはつまるところ“情報機器”の類ですから、「モノ」からすれば、限定的で従来型? 
もともと、IoTのコンセプトは「M2M」(Machin to Machin)だそうですから、その概念はもっと広い。 

 機械設備などがインターネットに接続され、稼働状況、作業効率やメンテナンス情報などが一元管理
され広範囲な設備管理をしたり、製造分野でみれば生産管理に、流通分野でみれば流通管理など
既に導入されていますね。身近なところでいえば、電気・ガスメータや防犯カメラの状況が手元
(センターで)で把握できているなど範囲が広い。さらに医療分野にも広範囲な適用が進められています。
そして、センサーと連動させることにすれば、動物の移動や目的情報の抽出、運動選手などの筋肉動作の
遠隔でのリアルタイムな把握などなど 今後ますますその応用範囲は拡大されると考えられます。
 これらの情報を適宜データベースで加工・分析することによって、そこから単一の情報だけでなく、
ビッグデータによる統計的情報からある種の傾向、状況などを知ることも可能となるでしょう。

          (モノワイアレス㈱HPより)
 

 3~40年前頃、“ニューメディア”なる新しい情報技術の可能性から、いろんなサービスや利用分野を
検討したことがありましたが、今から思えば、なにも肩に力を入れて云々することはなく、人々の
利用の流れに沿って次々と新しいサービスが自然な感じで実現されてくるのですね。ニューメディアは、
扱う技術などの拡大から“マルチメディア”と呼ばれるようになり、そして、21世紀に入ると、
これらをまとめるようにして「IT」なる言葉が流通しました。

 IT、すなわち Information Technology(情報技術)は、情報を扱う機器・技術を包括的に捉えて
いました。 それが、あるものとあるもの、人などと“線的”に結ばれた、いわゆるそれらの相互間での
通信(やりとり)を含めるように拡大され、ICT、Information Communication Technologyと呼ばれる
ようになりました。 それが、今では IoTなんですね。 IoE (Internet of Everything)などという
言葉まで言われるようになってきました。
 これらに適した通信規格(技術)も用意されています。 
接続される“モノ”は、今後ますます広がって行くことでしょう。

 

 

 

 

 


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