昨年5月に川崎市の生田緑地公園にバラを見に行った時、入園料は無料でしたが、
できれば寄付を‥ということでしたので、同行メンバー7名で2000円を。 そうしたら、
係の人から、良かったらどうぞ・・と、草花のタネの入った袋をいくつか手渡されて、
その一つをいただいたのが、ニチニチソウのタネだったのです。
ずいぶん長い謂れの花は、珍しくもないありふれたものでしたので、小さな鉢に蒔い
ておきました。
昨年は、これに赤や白の花が次々と咲いてきましたが、ただ水をあげるだけでした。
冬場は枯れて、弱っているのは取り除いてそのまま・・自分では1年草だと思っていま
したから鉢もそのままにしていました。 それが今年、春になると元気な葉が出て、
茎も昨年よりは太く大きくなって、そのうち花が咲くようになって来ました。
ニチニチソウ
(昨日の朝にパチリとしました。)
花は白色だけが残ったようでしたが、それこそ次々と咲き、おまけに1つの花は3日
くらいで自動的に落ちますから、ビオラのように花柄摘みの世話も要らず、水だけは
欠かさないようにしていました。
なんということもない花ですが、ここまで元気に、昨年の猛暑、今年の猛暑にも耐え
・・るどころか、ますます元気になって来ているように感じる優れモノなんですね。
で、ブログに取り上げてみました。
アップしてみました。(まだ色温度が低く、暗い感じ・・)
ニチニチソウ(日々草)は、学名をCatharanthus roseus といい、アフリカ マダ
ガスカル原産のキョウチクトウ科、ニチニチソウ属の多年草とあります。 しかし、
温帯地域では春から秋にかけての一年草として広く栽培されているようです。 という
ことは、我が家のべランの冬はそれほど寒くないということかもしれません。花の色は、
赤、ピンク、白、紫などがあり、中心だけ色の違うものもあるようです。
元気で、丈夫、放っておいても次々と花が咲いて、特段感動を呼ぶような種でもない
のですが、ここまで律義に咲いてくると、そうもしておけない気がするのです。
花言葉に、「生涯の友情」「優しさ」「若い友情」「楽しい思い出」などがあるそう
です。とくに白色は、「生涯の友情」が当てはまるとあり、こうなると一層捨てておけ
ない気持ちになってくるのです。他の花言葉も全体に前向きな楽しい雰囲気が滲んで
いて、さいたま市浦和区の花に指定されているそうです。
初夏から晩秋まで次々に花が咲くので、「日々草」の名が付いたとありますが、同じ
ように夏の間中次から次に咲いてくる花に百日草(ジニア)があります。似たような感じ
ではありますが、こちら(ジニア)は、キク科の植物で背丈も1m近く大型です。 我が
ベランダでは、こちらは1年で枯れてしまいますので、毎年春に種を蒔いて夏から冬の
入り口まで長い間様々な色の花が楽しめています。切り花にもできるので、時々利用
しています。
ジニア(ヒャクニチソウ)
(昨日の朝、パチリ・・)
さらに、キョウチクトウ科に、ツルニチニチソウというのがあり、こちらはグランド
カバー向き?のつる性で、大変丈夫な多年草です。ベランダには、比較的早くから存在
していて、知らぬ間に他の鉢にまで、弦を延ばして繁殖して行くほどの勢力家です。
これがベランダに来た当初、花が咲くとは知らずにいたものですから、ある日突然
(初夏の頃)かわいらしい薄水色の花が付いているのを見た時、小さな感動もあったほど
でした。 が、今では特段見ることもなく、ただただ伸びすぎる蔓を剪定して回ること
となっています。
ツルニチニチソウ(昨年4月のものです。)
ニチニチソウやツルニチニチソウには、アルカロイド(毒性)を含むとあり、口に入れ
たり食したりはしない方が良いとありました。
ネットを繰っていると、「ニチニチソウの風水」というのがありました。花の色別に
書かれていて、
白色、赤色:エネルギーを浄化・リセットする不運や厄を断ち切る豊かさを引き寄
せる。「良縁運」
ピンク色: 若さ・平和をもたらす美容・癒しの効果がある。「対人運」「恋愛運」
「結婚運」「健康運」
全般的に、ニチニチソウは成長を象徴する花といわれているようで、風水的にも生命
力を高めポジティブな運気を招く効果があるとされているようです。とくに、南の方角
に置くことでさらに良い運気を呼び込んでくれる・・。
また、ニチニチソウは情熱と活力を表す。 その燃えるような性質は情熱に火をつけ、
生命力を強め、内なる暖かさを促します。 ナンチャッテ!
朝などは、涼しさを感じるようになり、秋の到来を実感しますが、日中はまだまだ
猛暑で金属製の手すりは触っておれないくらい熱くなっています。そんなベランダでの
夏を過ごしている花たちはそれこそ必死に耐えているのでしょう。
チゴザサと一緒に植わっているプランターのタマスダレが昨日、今年初めて一輪咲き
ました。キンモクセイの枝に顔を近づけてみると、なんと! 小さな蕾がたくさん付き
始めているのを見つけました。
Funiculì, Funiculà - Flashmob Wien Hauptbahnhof
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