今日(11/8)は二十四節気の立冬です。 昨日の新聞(読売朝刊)のコラムに、
『今年は高温や大雨が続いて、いつ夏が終わり、秋が来たのかよく分からなかった。』
とありましたが、全くその通りです。 最近の天気は何だか変みたいですね。
そして、広域に及ぼした災害は、まだ復興の緒に就いたばかりなんですね。
初めて耳にする舌をかみそうな名前ですが、アルツハイマー型認知症やうつ病に効果を
発揮するだけでなく、加齢による脳の衰えの予防・改善にも効果を発揮するという優れもの
なのだそうです。
定期購入しているサプリの会社から届いた冊子に、矢澤一良氏(早稲田大学ナノ・ライフ
研究所教授、農学博士)解説による このことが紹介されていましたので、受け売りですが、
ネットなども参考にして記事アップしました。
ホスファチジルセリン(PS)は、1980年代から記憶力の回復、認知症の改善に効果を持つ
いわゆる「ブレインフーズ」として、研究・開発されていましたが、当時は、牛の脳から
抽出する技術であったため、狂牛病の流行により安全性が疑問視されましたが、その後 、
大豆やキャベツからの抽出が可能となり、一躍脚光を浴びて来たそうです。
『 PSは、人間の身体を構成する60兆個の細胞膜に存在するリン脂質の一種です。』とあり、
リン脂質中の3%だそうですが、脳においては10%を占めていて、主に『細胞内への栄養素の
供給と老廃物の排出』『細胞膜を柔軟に保つ』『神経伝達物質の流れをスムーズにする』との
3つの働きがあるのだそうです。 素人目にも、大事な働きをしていると感じられますね。
しかし、PSは残念ながら体内では作ることが出来ないので、経口に頼るしか方法は無いそう
です。 下表にありますように、大豆や肉類、卵などに含まれていますがその量はごくわずか
なので、効果的な摂取にはサプリメントがお勧めだとあります。
PSを含む食材(部分)
(ウイキペディアより部分)
実際、各国での臨床試験で、老人性痴呆症等の改善に数々の成果が発表されており、『ア
ルツハイマー病,認知症,加齢に伴う記憶力低下(AAMI),抑うつ症,てんかん患者の発作
の 改善効果,ストレス耐性の向上効果,甲状腺ホルモンや 甲状腺刺激ホルモンの分泌リズ
ムの正常化,体内時計 (サーカディアンリズム)の異常修復効果が確認されて いる. 』
との報告(生物工学 第95巻 宮崎洋祐氏論文)もありました。
一例です
(ネット画像より)
各国において、大豆由来のPSは、安全な食品素材として認められており、日本では2001年に、
一般食やサプリメントの原材料として食品として販売および摂取することが認められて
いるとありました。
また、PSは筋肉増強にも役立つとあり、最近の研究ではスポーツにおける集中力向上効果
が確認されているといい、テニスやゴルフパフォーマンス向上に、スポーツサプリとしても
可能性が期待されているという。
脳機能の障害を予防する食品「ブレインフーズ」としては、これまで、DHAやイチョウエキ
スなどが話題でしたが、最近ではPSの新しい可能性が発見され 注目されているそうです。
アルツハイマー予防に、タダチニ検討する必要があるかもしれません。
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