50年ほど前、小さな自転車に乗れるようになった息子とともにサイクリングがてらよく兄宅を訪れたものである。40数年前に同じ街に移り住んでからは、近くになったこともあって気軽に行き来してきたし、特に兄が独り身になってからは毎週のようにご機嫌伺いで訪れた。
その家が、アップしたように見事な枝振りの槙も、父からもらって移植した赤松も、紅梅の木も移植されることなく切り倒され長年にわたって造園してきた庭も家屋も何の痕跡もなく更地となっていた。売却の話がでてからはいずれこうなることは分かっていたが、いざ目の当たりにしてみると込み上げてくるものがある、、、。 暫し佇み想いにふける。
昨日は 10,601歩