地域限定の湯巡り手形は有名な温泉地にはよくあるのですが、この昼神温泉(長野県南部の阿智村)の「物味湯産手形」ほどお得な湯巡り手形はこれまでに見たことも聞いたこともあり ません。
なんと、1050円で10か所の立ち寄り湯に入ることができるのです。しかも、1年間有効ですから、本当に10回くらい入ることができそうなのです。10回 入れば、1回あたり105円なのです。2回入れば元が引ける値段なので、これだけでもずいぶんお得な湯巡り手形と言えるのですが、さらに、さらに、これが昼神温泉だけでなく、昼神の9つの温泉をはじめ、飯田市・下伊那の5つ、上伊那(伊那、高遠、駒ヶ根など)の7つ、木曽(御嶽界隈)の7つ、さらに、大町や諏訪方面の5つの合計32の温泉という長野県南 部ほぼ全域で使うことができるのです。
それだけではありません。32の立ち寄り湯以外にも協賛している長野県南部の温泉には割引価格で入ることができます。さらに、温泉以外でも、お土産や食事、テーマパークにロープウェイなども割引価格だったり、コーヒーなどの サービスがあったりして、その数は約400。つまり、この手形1枚(1冊)で1年間、南信州を十分楽しむことができるのです。
先月、昼神温泉に行った時に、無料の温泉1か所に入り、協賛店での食事でコーヒーをサービスでいただきました。すでに、温泉1回分500円+コーヒー代390円で890円分のサービスを受けたことになります。あと160円分で元が 引けます。
今年は暇さえあれば「物味湯産手形」を持って、木曽、伊那、諏訪あたりをぶらぶらしそうです。近隣の愛知、岐阜、静岡、山梨の人はもとより、2回で 元が引けるのですから、関東、関西、信越の人にもお勧めの湯巡り手形かもしれません。