川崎市多摩区長尾に長尾村の鎮守社だった「長尾神社」はある。伝承によると創建は天文18年(1549)。ご祭神は国常立神、国常立尊、大己貴命、大穴牟遅神である。多摩区長尾の丘陵に位置し、もとは当社南側に五つの古塚があり「五所塚権現」と称していたが、明治40年に長尾字長峰の「赤城神社」を合併して村社「長尾神社」と改称した。府中街道長尾橋信号を右折、梶ヶ谷方面へ進み「五所塚」より左側の長尾丘陵へ上ると最高所に赤い社の「長尾神社」鎮座する。鳥居をくぐり境内へ入れば正面に「拝殿」、周りに「祠群」がある。静寂な雰囲気が漂う境内では植木職人による樹木の枝切りが行われていた。(1606)










