座間市栗原のオアシスであり「座間八景」の一つにも選ばれている「芹沢公園」では「アジサイ」が見ごろとなっている。そのアジサイをクローズアップ。アジサイの花は3~5弁の「がく」の集まりで、その「がく」の中心にできる小さなものが本当の花である。「がく」は初めは白色だが成長するに従ってそれぞれの固有の色がつき始める。細胞内の水素イオン濃度の変化により色の素である「アントシアン・フラボン系」の物質が変化するとある。酸性の土壌では青色に、アルカリ性の土壌では赤色へと変化していく花で別名「七変化」と言われている。我々は一雨ごとに色づいていくアジサイのひと花ひと花にその花の蕾から開花、そして朽ちるまでの瞬間、瞬間ごとの「時の命のドラマ」を見つめたい。(1606)















