東京都新宿区神楽坂に新宿山の手七福神=毘沙門天の札所で本尊の毘沙門天は江戸時代より「神楽坂の毘沙門様」として信仰を集め芝正伝寺、浅草正法寺と共に「江戸三毘沙門」にあたる日蓮宗寺院「鎮護山善国寺」はある。開基は徳川家康、開山は日惺上人と伝わる当寺の創建は文禄4年(1595)。安土桃山時代の文禄4年(1595)に池上本門寺第12代貫主「日惺上人」が馬喰町に創建するも度重なる火災により麹町から寛政5年(1793)に現在地へ移転の変遷を辿っている。本尊は宗定本尊。。「神楽坂駅」より江戸時代から創業の老舗、コンビニ、お洒落な店、和洋の飲食店が建ち並ぶ神楽坂通り中ほど右手に朱塗りの「山門」が真っ先に視界に入ってくる。山門を潜るとさほど広くはない境内の中央に「本堂」がある。その本堂前の左右には一対の「狛虎像」が置かれている。明治から大正時代は華やかな花柳界「花街」でありその名残りが一本細い露地裏には石畳や黒塀があり風情が感じられる。伝統と歴史のなかに新しいさが融合した神楽坂の商店街の一番のシンボル的存在の「毘沙門天」が金運、福をもたらすパワースポットの一つとなっている。(1710)










