杉並区高円寺南に高円寺では数少ない真言宗豊山派寺院「日王山長仙寺(阿遮院)」はある。創建(伝)は宝永元年(1704)。中野「法仙寺」の真秀が当地に一庵を建て「日王山阿遮院」として開創。本尊は区指定文化財で室町時代の作「不動明王」。高円寺駅南口の「パル商店街」アーケード右折するとすぐに朱塗りの「山門」(仁王門)が構えられている。正面に「庫裏・寺務所」があり、左手の石段を上がっていくと寝殿造り「本堂」(昭和44年に建立)がある。本堂前庭に「歯神様」と呼ばれる如意輪観音の石仏(享保9年=1724造立)が安置されている。本堂下の境内には小さな「五重の塔」がある。(1710)
2015年10月にオープンした複合型商業施設「ららぽーと海老名」が間もなく3年目を迎える。集客も伸びすっかり海老名の名所の一つとなっている。久しぶりに訪れると小田急線改札から延びる通路は行き交う人、人、人の混雑ぶりである。11店舗が集まる「フードコート」へ。各テーブルは満席に近く、各店より思い思いの料理をチョイスしている。我々も天麩羅と牛タンセットをオーダーした。すっかり舌鼓を打った後、帰路に着くと、左手にはやや雲を被った「お月様」が満月でお見送りである。4日の中秋の名月に比べるとほ真ん丸と満月に近い神秘的な姿を拝むことができラッキーであった。(1710)