相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

現存する鎌倉唯一の尼寺「東光山英勝寺」

2018-06-21 11:41:44 | 寺院
鎌倉市扇ガ谷に浄土宗の寺院で、現存する鎌倉唯一の尼寺「東光山英勝寺」はある。創建は寛永13年(1636)。開山は玉峯清因尼。開基は英勝院尼(太田道灌の娘)。本尊は阿弥陀三尊像。寺域は開基英勝院尼の祖先であり扇谷上杉家の家宰であった「太田道灌邸跡地」とされる。徳川家康の側室で大田道潅四代の太田康資息女のお勝は、家康との間に生まれた市姫が亡後、家康の命で後に初代水戸藩主となった徳川頼房の養母を務めた。家康の死後は落飾して「英勝院」と称した後、三代将軍家光より父祖の地である扇ガ谷の地を賜り「英勝寺」を創建した。「寿福寺」の先にあり清楚な境内には二層の屋根を置く均整のとれた「仏殿」、祠堂、「唐門」、鐘楼は国の重要文化材であり今でも創建時の面影を残している。寛永20年(1643)頃建立の仏殿、山門、鐘楼、祠堂、祠堂門は本格的な禅宗様で直線で構成されている。当寺は東国花の寺百ヶ寺の一つである。(1806)










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