相模原市南区下溝に「県立相模原公園」の西側にハナショウブの名所「水無月園」はある。広さ2300㎡の当園はメインの東側と木立に囲まれた西側とさらに奥にもう一つの三面の菖蒲田がある。明るい雰囲気の漂う円弧状のしょうぶ田には池が配され「肥後系」、「江戸系」、「伊勢系」など118品種、26,000株のハナショウブが彩りよく配置されている。「しょうぶ娘」たちも登場する「第35回 しょうぶまつり 2018」が6/10に開催される。当日はしょうぶ娘も登場、花苗販売、フリーマーケット、華展、夏の山野草展、野点、ニュースポーツ、樹木相談、焼き菓子販売、和太鼓演奏、酒饅頭販売、少年鼓笛バンド、3033運動、ハナショウブ苗配布が行われる。先月27日訪れた時はほんの数列であったが、今日はメイン東側の菖蒲田、特に肥後系のエリアが全列咲き揃いショウブの花帯を敷き詰めたかのような美しさである。今年は伊勢系、江戸系の咲きが悪いのか、遅いのか今一つで淋しい咲き具合である。木立に囲まれた西側の開花率も高く見事な美しさで咲いており明々後日の「まつり日」前にスタンバイオッケーである。(1806)
町田市野津田町の暖沢地域に町田を代表する公園「薬師池公園」はある。椿、花菖蒲、万葉草、梅の苑があり、炭焼き小屋、水車、旧家、薬師堂、ハス池と見どころ一杯新東京百景の一つとなっている。「色彩の杜」園内南側に4800㎡と最も面積が広い「菖蒲園」があり「江戸系82種」、「肥後系62種」、「伊勢系19種」、「他12種」計225種、約2200株が植栽されている。今年の開花は例年に比べると1週間から10日ほど早くもう既に9割ほど咲き満開となっている。このしなやかな凛とした花姿を披露中の「ハナショウブ」と「ハス田」左側にあるアジサイ園では「カシワバ」、「アナベル」、「梅花甘茶」、「うずあじさい」、「黒姫」、「乙姫」、「ブルーダイヤモンド」、「黒軸アジサイ」、「墨田の花火」、「ブルースカイ」、「アルボレスケンス・グランデフローラ」など約1000株が見ごろとなった七変化と呼ばれる「あじさい」の二つの花を主役としたまつりが今週6/9~7/8日(日)まで「しょうぶ・あじさいまつり 2018」が開催される。待ちきれない大勢の鑑賞客、カメラマンで溢れていた。(1806)