相模原市緑区下九沢に境内はかつて「天王森」と呼ばれ、「金泉寺」が別当寺であった「八坂神社」はある。創建年代等は不詳であるが江戸期には「旧牛頭天王社」と称しており300~400年前と推定される。祭神は素戔嗚尊である。記念碑から江戸時代から平成12年まで九沢の西の端下九沢字西久保に鎮座していたが都市化により平成13年に当地へ遷座。鳥居を抜け石段を上がると正面に本殿がある。境内には「芭蕉の句」を刻んだ石碑や「金比羅社」がある。境内を一本の梅と河津桜が彩っている。毎年7月行われる賑やかな例大祭では社殿から神輿を引き出し軽快な「九沢雅子」に踊ら挙れ、勇壮に練り歩きながら地域を一巡し「日の宮」(日之森神社)まで巡行する。(2002)
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