伊東良徳の超乱読読書日記

雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。2022年から3年連続目標達成!

ネットで売れるもの売れないもの 増補改訂版

2013-09-10 23:00:36 | 実用書・ビジネス書
 インターネット上のショッピングモール(事実上、楽天市場)や自前のサイトでの商売のやり方と見込みについて論じた本。
 著者の指摘は、かつてはインターネットでは何でも売れたが、ここ数年状況は劇的に変化しており、現在では販売する商品によって売れるか売れないかはほぼ決まり、実店舗で売れないものはインターネットでもほとんど売れず、潤沢な資金を投入できる大企業に対して中小企業・個人が闘える分野はごく限られているということにあります。
 インターネットで売れるのはキーワードが明確な商品で、これからインターネットで商売をやりたいというのであれば、人が探すときにキーワード検索をするような種類の商品、どこで売っているかわかりにくい商品を取り扱うか、そうでなければ実店舗と併用してインターネットは片手間程度にとどめるべきと指摘されています。そして、顧客がホームページに辿り着いてもらうためには、金ばかりかかってたいして効果がない検索エンジン対策に費用をかけるのではなく、適切なキーワード広告を行うかショッピングモールに登録してメールマガジンに掲載してもらう方がよいと指摘されています。
 いわれてみればもっともなことが多く、個人の思い入れや思い込みをいなされるところが多々ありました。
 巻末に特別付録として、14分野176業種について、インターネットで新規参入する場合の難易度と「傾向と対策」が書かれています。新規参入が可能な「難易度1」は犬以外のペット、パーツ販売、電子書籍、便利屋、農業関連。便利屋なら、資金ほとんどなしでもできそうですが、どういう分野でアピールできるかは工夫が必要でしょうね。


竹内謙礼 日経ビジネス人文庫 2013年8月1日発行 (単行本は2008年)
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