伊東良徳の超乱読読書日記

雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。2022年から3年連続目標達成!

70歳すぎても歩ける体になる!

2023-04-01 11:23:41 | 実用書・ビジネス書
 健康寿命を延ばし、他人の手助けや介護を要せずに暮らし続けるための運動や食事、生活習慣などについて説明した本。
 タイトルがショッキングで、70代くらいなら歩けて当然じゃないかという意識を砕きます。日本人の健康寿命が2016年で男性72.14歳、女性74.79歳(5ページ)と言われると、そのタイトルもあながち誇張ではないということに見えます(厚労省のサイトでは、2019年の健康寿命は男性72.68歳、女性75.38歳と少し延びているようですが)。
 野菜や果物をたくさん食べようということで、それは私も心がけてはいるのですが、「ときどき、朝起きたら虫になっているかもしれないと思うほど大量に食べます」(216ページ)というのは、どれくらいなんでしょう。
 室内でできる運動が多数紹介されていて、読んでいる間はやらなきゃなとか、これくらいならできるかもと思うのですが、読み終わるとそういう気持ちはどこかに消え去るのですね。この本でも、モチベーションが大事だと強調されているのですが。


安保雅博、中山恭秀 だいわ文庫 2022年8月15日発行
コメント
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